【アニメ映画】『ぼくらの7日間戦争』:ユーモアも反抗も喪失した”ぼくらシリーズ”現代版。
楽しみにしていたアニメ映画『ぼくらの7日間戦争』を観てきました!
宗田理さんの原作シリーズが本当に大好きで、それに角川の実写版2作品もとても大好きで、この劇場アニメも楽しみにしていました! しかも、本作は1988年の実写版から30年後を描く続編的な立ち位置の作品です!
まぁ、結果から言えば「残念」の一言でした......。
あのワクワク期待していた高揚感を返せ!と叫びたい....。
2019年12月13日鑑賞
ぼくらの7日間戦争
【評価:2.2/5.0】
【一言】
現代の社会と価値観に即した物語かもしれない。
けど、これが『ぼくら』作品とは思いたくない。
胸を通り抜けるスカッと爽快感はなく、
ユーモアあるイタズラをするでもなく、
ましてや”大人への反抗”すら薄い。
これは、違う。
子どもを解放するか?
────否。
【Twitter140文字感想】
【 #ぼくらの7日間戦争 】
— ArA-1 (@1_ARA_1) 2019年12月14日
『ぼくらの七日間戦争』を現代へ。
“ユーモア”と“大人への反抗”が不在。
「ぼくら」の根幹が破壊された物語。
現代の価値観や社会情勢を頑張って取り入れてたが、元気な子供の姿はなく、寂しい。
この作品が子供の心を解放するか?
否。大人を擁護し子供を萎縮させる。 pic.twitter.com/fegydYXQos
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【イラスト展】ぽんかん⑧『俺ガイル』展:3期完結へ!水彩チックな透明感が綺麗な青春の1枚1枚!
『俺ガイル』の原作イラスト等を手がけられているイラストレーター「ぽんかん⑧」先生のイラスト展に行きました!
今回は、簡単な感想とともに、写真をメインにしていますので、サラーっと見ていただければな、と思います!
2019年11月27日訪問
ぽんかん⑧先生
『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』
イラスト展
【一言】
原作完結、アニメ第3期放送へ。
『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』
ぽんかん⑧さんのイラスト
水彩画タッチな塗り筆跡が透明感あり瑞々しくて綺麗!
キャラ同士の関係と、繊細な表情の変化がとても素敵!
【Twitter140文字感想】
【 #俺ガイル イラスト展】
— ArA-1 (@1_ARA_1) 2019年11月27日
ぽんかん⑧先生(@ponkan_8)による、
『俺ガイル』の原作イラスト展!
水彩画のような、透明感ある瑞々しいタッチで描かれた比企谷八幡、雪ノ下雪乃、由比ヶ浜結衣たちの〝青春〟。
とっても綺麗で、可愛い!
色々な感情を隠したような表情にドキッとさせられます。 pic.twitter.com/rZSHMlrW11
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【アニメ映画】『冴えない彼女の育てかた Fine』:恋とクリエイターの心情鮮やかな青春の完結編!
『冴えカノ Fine』観ました!
なんだかんだ、かれこれ公開から1ヶ月以上も経っていて、ずっと観るか否か迷っていましたが、観てきて良かったです!
とても綺麗に仕上がっていて、ラブストーリーとしても、青春アニメとしても、クリエイターの戦いとしても楽しめました!「映画館で物語の完結を観る」ことの臨場感とか集中感とかを改めて感じられる、とても良くできた良い作品で完結編でした!
2019年12月4日鑑賞
冴えない彼女の育てかた Fine
【評価:3.6/5.0】
【一言】
「恋・好き」
「クリエイター」
「キャラクター」
3つを見事に描ききった『冴えカノ』の完結編。
作品への情熱も葛藤も苦悩も、恋と想いと感情も、笑顔も涙も、全部を混ぜた《青春》と《ヒロイン》が最高!
丁寧な作画、安定のフェティシズム、完璧な脚本と台詞、耳に触れる声、挿入歌に主題歌。どれをとっても完璧!!
【Twitter140文字感想】
【 #冴えない彼女の育てかた Fine】
— ArA-1 (@1_ARA_1) 2019年12月5日
《blessing software》の青春、完結。
“恋”の心と答え。
“クリエイター”の熱意・葛藤・誇り。
視聴者が入込む余地の無い程に内部完結した濃い感情や選択。穏やかな感情の荒波に溺れる120分!
恵の囁きボイスに耳と脳が蕩けそう…!
メタ・ネタ・フェチも健在!! pic.twitter.com/MmPaVVffJo
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【展覧会】イリヤ・クブシノブ個展『ViViD』:色とメイクが艶っぽい「魅力」の女性イラスト素敵!!
イリヤ・クブシノブさんの個展『ViViD』を観てきました!
本当に大好きなイラストレーターさんで、とても楽しみにしていました。その期待を何倍にも、何十倍にも高めたような、とにかく素晴らしい作品と、素晴らしい展示が最高でした!
何と言うか、凄さが凄い。今年2019年に観た展覧会の中でも、ベスト10の上位に余裕で入るような、とにかく最高でした!
会場はサブカルの聖地・秋葉原から歩いて10分程の「アーツ千代田3331」。廃校をリノベーションしたギャラリーで、私が好きな場所の1つです!
2019年11月27日訪問
『VIVID』
Ilya Kuvshinov Works Exhibition
【一言】
大好きなイラストレーター:イリヤ・クブシノブさんの個展!
カラーもメイクもファッションも、艷やかで色っぽく大人っぽい女性を描いたイラストが本当に綺麗で素敵で最高です!
素晴らしい展覧会で、真っ白な壁に並べられた四角い鮮やかなイラストに囲まれる感覚が気持ちよかったです!
【Twitter140文字感想】
【 #ViViD 】
— ArA-1 (@1_ARA_1) 2019年11月27日
イリヤ・クブシノブさんの個展。
四角く単色の背景の肖像は、
《魅力》という言葉が似合う!
口紅を塗った艶やかな唇。
化粧。眼鏡。チョーカー。
思わせぶりな視線、表情、仕草。
可愛く、大人っぽく、色っぽい!
ネオン&ビビッドカラーの光が揺れ溶け合う感覚、大好き!#イリヤ展 pic.twitter.com/Dy5kHtuAnz
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【アニメ映画】『HUMAN LOST 人間失格』:太宰治を原案にした斬新SFは世界観最高も結末が.......
『HUMAN LOST 人間失格』を観ました!
錚々たる名前が並ぶ制作陣が、70年前の文豪・太宰治が遺した『人間失格』を大幅にアレンジしたSFアニメ映画。
その内容に大きな期待をして楽しみにしていた作品です! 実際に観た感想は、世界観やSFらしさは大好きだけど、物語そのものは嫌いなタイプでした...........。
2019年11月29日鑑賞
HUMAN LOST 人間失格
【評価:3.9/5.0】
【一言】
太宰治『人間失格』を、
”斬新”かつ”大胆”にSF作品へ。
設定も世界観も怒涛の創作単語が大氾濫でガッツリSFに浸り、理解を追いつくべく頭をフル回転させる感覚、最高!
でも、「生と死」の扱いや物語の落とし所、そして「恥の多い生涯」という台詞の解釈は難しく、嫌い。
SFにヒーローは必要か?
【Twitter140文字感想】
【 #HUMANLOST 人間失格】
— ArA-1 (@1_ARA_1) 2019年11月30日
昭和111年、無病長寿大国〈日本〉
行先は文明崩壊か、再生か?
“死を克服”した社会の世界観は最高!
が、それ故に太宰治の《生と性》生々しい苦悩や藻掻きが薄れ勿体無い。
大庭葉蔵はヒーローか?
“恥の多い生涯”の言葉が薄く感じる。
美子の“信頼”と“犠牲”の姿は見事! pic.twitter.com/eGn6zT2EM8
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【行動記録メモ】2019年11月27日:大嘗宮&ミイラ&イリヤ・クブシノブ&渋谷パルコ!
こんにちは!
11月もあっという間に月末になってきて、寒さも一段と深まって、大変な日々を送っている今日このごろですが、お元気でしょうか?
11月27日も、寒さに都内へと「芸術」を観に行ってきました! いつも通り、今回もそのまとめをしていきます!
東京芸術鑑賞の概略
改めまして、11月27日の展覧会めぐり記録です!
この日は久しぶりの平日、水曜日ということで楽しみにしていましたが、まさかの雨で気温も低くて、なんだか残念でした........。
さて、観たもののお話。
メインは宮内庁の「大嘗宮」と、科博での特別展「ミイラ」、そして大好きなイラストレーターのイリヤ・クブシノブさんの個展、最後は改装開業したばかりの渋谷パルコです!
かなり詰め込みましたが、予定通り綺麗に進むことができて、とても良かったです!とにかく、イリヤさんの個展が本当に素晴らしくて最高でした!
【アニメ】2010年代アニメ・カバーソングまとめ:恋の歌と名曲がとっても嬉しい名作いっぱい!
先日、映画『フラグタイム』が公開されました!
その主題歌は、主人公の2人がEvery Little Thingの「fragile」を歌うキャラクター・カバー・ソングとなっています。
昨今のアニメには、「往年の名曲」や「恋の歌」が、劇中歌として挿入されたり、登場キャラクターのカバーソングとしてエンディングに起用されたりと、耳にする機会が多い気がします。
なので、今回は2010年代のアニメで歌われたり挿入されたりした、カバーソングをまとめてみました!
作品としては、以下の通りです。
・けいおん!(2009)
・あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない(2011)
・言の葉の庭(2013)
・一週間フレンズ。(2014)
・ローリング☆ガールズ(2015)
・月がきれい(2017)
・ひるね姫~知らないワタシの物語~(2017)
・龍の歯医者(2017)
・あさがおと加瀬さん。(2018)
・アニマエール!(2018)
・からかい上手の高木さん(2018)
・多田くんは恋をしない(2018)
・からかい上手の高木さん2(2019)
・消滅都市(2019)
・八月のシンデレラナイン(2019)
・フラグタイム(2019)
最近は、本当によく聞きます、聴きます。
それは、とっても嬉しい!
好きなキャラクターや声優さん、歌手さんが歌っているのだけでも嬉しいのに、それが、誰もが知る名曲であったり、人気曲であれば、もう最高です!
何よりも、最初にカバーソングを耳にした時の「あっ!」という、こみ上げてくる懐かしさが、とにかく大好きなんです!
それに「恋」の歌が多いのが、もう!
有名なラブソングを、アニメの登場人物が歌うのって、本当に素晴らしいと思います!
アニメ本編では明示的に描かれない心の中や気持ちを、エンディングのカバー曲で代弁しているようにも思えるし、現実世界の恋の歌がフィクションの中でも恋心を描く重要なアイテムになっているというのは、とても感慨深いです。
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