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映画・アニメ・美術展などを中心に感想を書いています!

『映画』や『アニメ』、『読書』や『美術館』などの思い出を残すために始めたブログです。完全に個人用なので読みにくかったらスイマセン!

【旅行&観光】2018年夏旅行(2)───金沢観光②《 茶屋街 & 21世紀美術館, 金沢駅 》

 

 

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2018年夏の旅行の感想パート2、金沢茶屋街や美術館などです! 


 8月11日から8月15日まで、旅行で金沢市世界遺産白川郷、そして乗鞍岳登山と上高地散策をしてきました!

 今回はその感想というか、フォトアルバム的な感じで何回かに分けてブログ記事を書いていきます。


 全体的な旅行の流れは以下のツイートの感じです!

 

【目次】

 

 

金沢市の紹介と感想

 

 この記事は「金沢観光」の分割1つ目、兼六園金沢城公園に絞った感想になりますが、その前に金沢市の全体的な紹介と感想を書いておこうと思います。

  

紹介とその他まとめ

 


 ......とは言ったものの、金沢市の紹介なんて私ができるわけ無いので、観光協会が作成してPDFファイルで公開している観光案内パンフレットをお読みください!


 私自身、ホテルに置いてあったパンフや金沢駅内の観光案内所でもらったパンフ,地図がとっても役立ったので、見るだけでも!
 観光名所の説明はもちろん、金沢市の歴史や豆知識(?)なども書いてあるのでわかりやすいです!!

・観光デジタルパンフレット(一覧)(Webページ
金沢市観光ガイドブック(PDF
・金沢観光マップ(PDF




 それから、金沢市は観光PRに力を入れているようで、YouTubeには様々な紹介動画が公開されていました!

 ここでいくつか掲載して、金沢紹介は終わります......雑でスイマセンね。まぁ、素人の私が色々と書くよりも、情報がまとめられたパンフレット読んで、編集された動画を見るほうが早いし、正確で分かりやすいですよ。

金沢市プロモーション

THE SCENE-casual scenery in Kanazawa daily life-

DANZA IN KANAZAWA

金沢の夜景

 

関連リンク
金沢市ホームページ(リンク
金沢市観光協会HP(リンク
・金沢ポータルサイトリンク
金沢市公式YouTubeチャンネル(リンク

 

 

 

全体的な感想

 

 金沢の街は観光に最適です!
 街並みは新しくて綺麗な一方で、古い町並みはしっかりと残してあります。道路が広く自転車での移動が簡単だし、兼六園金沢城公園も十二分な広さでしたし!



 金沢で観光する際はぜひ「早朝」に観光してください!
 理由は「お得」と「ひとり占め」です。

 まず、「お得」というのはそのまま。
 普段、兼六園は入園料が300円ほど必要です。しかし「早朝開園」というのがありまして、“無料”で朝4:00(時期により違う)から入園できちゃうんです!

 そして「ひとり占め」というのは、他の観光客が少ないということ。
 特に茶屋街で顕著なのですが、昼間は人でごった返している通りが、朝5:00頃は観光客はもちろん住民の姿や車すら通らず、静寂の中、綺麗な景色が見られるんです!!



 金沢の街って非常にコンパクトなんですよ。
 金沢駅兼六園の間に茶屋街や市場など観光名所が全てまとまっているので、1日あれば有名所はしっかりと観光できちゃいます。

 そして、今回は私はホテルで自転車を借りて移動したので、より効率的かつ自由に観光できました!
 金沢市としても「交通手段としての自転車」を推奨しているらしく、市が運営するレンタサイクルサービスや、観光名所の付近には何箇所も無料駐輪場が設置してあります。これが観光客にとってどれほど有り難いことか...!!(特に無料駐輪場は最強!)
金沢市公共レンタサイクル「まちのり」CM





 そんな金沢は観光名所で溢れています!
 兼六園金沢城、古い町並みの残る3つの茶屋街に武家屋敷と寺社群、現代美術にフォーカスした美術館や駅のオブジェなどなど。

 そして、これらの観光名所はどれも広いんです!
 広いから、大勢の観光客がいてもさほど気にならないし、分散するので不快感も少ないです。京都などと比べると、圧倒的に観光しやすいです(東京とかから遠いから観光客自体が少ないのか?)。



 金沢がおすすめな理由は「観光客に優しい」ということでしょうか。
 恐らく、市を挙げて観光産業に取り組んでいるのか、観光していてとっても楽なんです!

 例えば、市街地の道路は広くて綺麗だし、駅はもちろん新しい! 無料の駐輪場や、無料のガイドサービス、誘導係がほとんどの観光名所にいたし、説明解説も外国語が目立ちました。

 話を聞くと、平成に入ってから観光に大きく力を入れ、金沢城の復元は平成10年代だとか。そして、新幹線が開通したおかげで一気にお客さんが増えたらしいです。



 なかなか、街全体が観光客に優しいというのは楽です!
 少し遠いですが、ぜひおすすめしたい観光名所でした!
 個人的には、京都と肩を並べるか、それ以上だったと感じました!

 よく分からない全体感想はこのくらいにして、以下からは本編に入ります!

 

 

 

 

“まるびぃ”こと「金沢21世紀美術館

 

簡易版概要紹介

 


 さきほど同様、紹介は引用やパンフの掲載だけですが......。

2004年10月9日にオープンした、ガラス張りの円形美術館。金沢市の中心に位置しています。「まちに開かれた公園のような美術館」を建築コンセプトとし、誰もがいつでも立ち寄ることができ、様々な出会いの「場」となるような美術館を目指しています。 館内は有料の展覧会ゾーンと無料の交流ゾーンに分かれています。館内外では、五感で楽しめる、建物と一体化した作品(コミッションワーク)が鑑賞できます。 特に人気なのが、レアンドロ・エルリッヒ作の《スイミング・プール》(通称:レアンドロのプール)。プールを介して地上と地下で人と人が出会うことができる作品です。

(公式サイトより)


館内マップは以下の感じ。

 

関連リンク
・美術館公式サイト(リンク
観光協会公式サイト(リンク

 

 

 

感想と写真

 

 そんなわけで、ようやく21世紀美術館の感想です。
 最初にちょこっと感想書いて、その後はバンバン写真を貼っていきます!

 金沢21世紀美術館は最近よく名前を聞きますよね。一番有名なのはレアンドロ・エルリッヒ氏の作品でしょう! 無料で入ることができ、館内外に設置された現代アートが素敵な感じです!

 また、美術館自体が円形でガラスでできているので、とてもお洒落でした!



 しかし、個人的にはあまりこの美術館は好きではないです。
 期待しすぎたのか、もしくは全体的に残念だったのか......。

 ガラスが美しい美術館なら圧倒的に「国立新美術館」の方が美しく、素晴らしいし、個人的にも大好きです。館内の設備もやはり都内の国立/都立の美術館にはかなわないと感じました。

 また、色々な作品が展示してあるんですが、そのどれもが意味不明というか。出来れば解説板とかを設置してもらえると良いのですが(芸術は感じるものなのかも)。



 何よりも、観光客で大混雑(主に有名な「プール」の展示をみるため)していて、ゆっくりと美術品を鑑賞できる雰囲気ではありませんでした。



 行って良かったとは思いますが、美術館としては(個人的に)かなり低いランクだと感じました。

 

 


以下、
※名称の説明は 公式ページより引用。


 

 

 スイミング・プール

光庭のひとつに設置されたプール。ライムストーンのデッキが周囲を縁取り、ここから波立つプールを見下ろすと、あたかも深く水で満たされているかのように見えます。実際は、透明のガラスの上に深さ約10センチの水が張られているだけで、ガラスの下は水色の空間となっていて、鑑賞者はこの内部にも入ることができます。プールを見下ろして水の中に人を見つけたときの驚き、内部からの水上を見上げる眺めといった多様な経験が展開される本作品は、あたりまえの日常の感覚を揺さぶるとともに、一旦仕掛けに気づいた人に作品との積極的な関わりを促し、さらには、見る人同士の関わりをも生み出すことになるでしょう。

作品紹介ページ

レアンドロ・エルリッヒ氏インタビュー


 とにかく有名なこの作品。
 私もかなり楽しみにしていたんですが、フツーでした。地上部分は無料で入れるのですが、地下は有料で、しかも長蛇の列。

 しかも有名すぎてトリックが知れ渡っているのも残念です......。



 あと、作者レアンドロ・エルリッヒさんの展覧会を見に行った時に、このプールの模型を見ていたので、大きな驚きもありませんでした......

 

 


 

 雲を測る男

本作品は、『終身犯』(1961年 米国)という映画から着想を得て制作されました。この映画は、監獄に入れられた主人公が独房で小鳥を飼い、鳥類学者となった実話に基づいています。映画の終わりで研究の自由を剥奪された主人公が、「今後は何をして過ごすのか」と問われ、「雲でも測って過ごすさ」と答えましたが、作品のタイトルはその台詞に由来しています。また、この作品は作家の身体を型どりしていますが、そこには、彼の兄の死を思い、制作されたという背景もあります。人間の生と死、そして、自然科学と「雲を測る」という詩的な行為など、様々な要素を併せ持つ作品です。

作品紹介ページ


 この作品はかなり気に入りました! 
 解説を知らなくても、見たままに面白いから分かりやすいです! 外の屋上に展示してあるので、丁度見上げる形での鑑賞になるから、まさに「雲を測っている」ように見えます!



 制作したヤン・ファーブルさん。名前を聞いたことがあると思っていたら、以前に別の美術展で見ていました。そこで展示されていた作品もかなり気に入ったのを覚えています! 

 


 

カラー・アクティヴィティ・ハウス

《Colour activity house(カラー・アクティヴィティ・ハウス)》は、色の三原色ーシアン、マゼンタ、イエローの色ガラスの壁が、一点を中心に渦巻き状のパビリオンを形成している作品です。見る場所や見る人の動きによって光の領域が混じり合い、異なる色を通して人と風景に偶然の出会いをもたらしています。ガラスとガラスの間を通り過ぎたり、ガラスに反射する広場を行き交う人々の様子も、見慣れた街に新しい光景を生み出しています。中央には光源があり、日没から夜明けまでは色のついた灯台のように光っています。

作品紹介ページ


 この作品は面白かったです。「3色を混ぜたら様々な色が出来る」というのを体験できたのは面白かったし、風景が次から次ヘと変化していくのが凄かったです。



 実際に中を歩いてみると、こんな感じです。(YouTubeからの拾い物動画ですが) 

 


 

 アリーナのための クランクフェルト・ ナンバー3

金沢21世紀美術館の建物を取り囲む芝生に設置された12 個のチューバ状に開いた筒は、地中を通る管が2 個ずつペアでつながっていて伝声管の役割を果たしています。このペアはかならずしも隣同士のラッパではなく、思わぬところへ声が伝わり、思わぬ声が聞こえてきます。きわめて単純な構造ですが、この仕組みによって、音が迷宮に彷徨うかのような風景が立ち現れます。ドイツ語の作品タイトルの意味は、「音のフィールド」です。フロリアン・クラールは、作家活動の初期から音が持つ可能性を反映させた作品制作に興味を抱き続けており、本作品はそのひとつの展開といえます。

作品紹介ページ


 敷地内に顔を出している蓄音機のラッパみたいな金属。これがアートとは......。解説を聞かなくても狙いは明らかだし、こんなの公園にもあるじゃないですか....。

 


 

 ラッピング

美術館の周囲の芝生の上に、子どもが内部に入って遊ぶこともできるように設置されたパビリオン。風船の内部から外部に向かって6つの突起が様々な方向へと押し出されたかのような複雑なかたちをしています。そのうち3つの突起の先端が地面と接し、全体を支えながら入り口として機能しています。パイプとメッシュを用いて透過性を持たせることで、ボリュームの大きさを感じさせない、軽やかな印象を与えます。

作品紹介ページ


 この作品も「なんだかなぁ......」と。ただのジャングル的な遊具だし、解説を読んでもそれが芸術作品とは到底思えません...。むしろ、『グッドデザイン賞』みたいな有用性や外見性みたいなものを評価する“デザイン”の分野ではないのかなぁ~と思いました。

 

 


 

 その他展示


 その他いくつか展示があったのですが、美術館のサイトみても作品名や解説がわからなかったので、とりあえず写真だけ貼っておきますね。 

 


 

アペルト08 七搦綾乃(展覧会)

七搦綾乃(1987-)は山や森などの雄大な自然や、虹や霧などのはかなく消えていく自然現象をテーマとし、そこに独自の解釈や見立てを交えて木彫作品にします。本展で出品される、「rainbows edge」のシリーズでは、乾燥させたバナナの柄など、干からびた植物の形態と、布をかぶった自身の姿を合体させています。乾燥してよじれた植物のパーツと滑らかに仕上げられた布(身体)の部分が合体した様子は、若さと老いが同居しているような、もしくは布の中に奇妙な生物が隠れているような不穏な印象を与える一方で、仏像や神像のような静ひつさや、見てはいけないものを見てしまったような畏怖をも感じさせます。
みずみずしい生物が、年老い、枯れて、乾燥し、ゆっくりと形を変えていく、その変化の中に美しさを見いだす七搦の視線は、それらを忌避しがちな現代社会に生きる我々の価値観を大きく揺さぶることでしょう。

展覧会紹介サイト

七搦綾乃氏紹介(本展ではない)


 展示スペースで期間展示されていた展示会。
 木とは思えないほど滑らかで驚きました! 触ってなでなでしたかった.....(笑)



 以前に観たダニエル・アーシャム氏の作品に少し似ていると思いました。

 

 

 

 

美しい玄関口「金沢駅

 


 もちろん、紹介は引用だけです(笑)

金沢の玄関口である金沢駅
東広場には金沢を訪れる人に差し出す雨傘をイメージし、おもてなしの心を表わしたガラスのドーム「もてなしドーム」があります。地下には情報コーナーやイベントスペースがあり、多彩な催しが行われます。
また、その正面に構えるのは、伝統芸能に使われる鼓をイメージした「鼓門」。金沢の新しいシンボルとして親しまれています。

公式サイトより)

関連リンク
観光協会ページ(リンク
・旅ねっと(リンク

 

 

 金沢の象徴とも呼べるほどに有名になった金沢駅のオブジェ。
 実際に見てみると、木でできた門は大きく、ガラスとの相性も抜群でした!

 

 

 

 

古い町並みの残る「茶屋街」と「武家屋敷」

 

ひがし茶屋街

 

卯辰山山麓を流れる浅野川の川岸には、今でもキムスコ(木虫籠)と呼ばれる美しい出格子がある古い街並みが残り、昔の面影をとどめています。灯ともし頃にもなれば、今でも軒灯がともる茶屋から三味線や太鼓の音がこぼれてきます。五木寛之著「朱鷺の墓」の舞台としても知られています。また、平成13年に国の重要伝統的建造物群保存地区に選定され、「街並みの文化財」として保存策が進められています。

公式サイトより)

関連リンク
観光協会ページ(リンク

 

 確かに古い街並みは残っていたんですが、なにか違うような。
 文化保存という観点はもちろん大きいのでしょうが、どの建物も土産店や食事処、宿泊施設など商業施設になっており、どちらかというと人為的に観光用に残しているようか雰囲気が出まくっていて好きじゃなかったです。


 明け方に行くと、本当に人がいないので綺麗だし、気持ちいいです! しかも猫ちゃんが案内してくれるという......!

 

 

 

にし茶屋街

 

金沢の情緒が色濃く感じられる3つの茶屋街の一つ、にし茶屋街では、今でも料亭が軒を並べて趣ある一角を作り上げています。夕刻近くに通りを行けば、出格子が美しい茶屋様式の2階建ての家並みからは三味線の音色が流れ、芸の町・金沢の夜を粋に演出しています。

公式サイトより)

関連リンク
観光協会ページ(リンク

 

 にし茶屋街もひがし茶屋街と大して変わりませんが、とにかく短い!
 通り片面分というか、1ブロック程度と非常に短くて少しガッカリしました.....。

 

 

 

主計町茶屋街

 

この界隈では昔ながらの料亭や茶屋が建ち並び、夕暮れ刻になると三味線の音が聞こえることがあります。 尾張町2丁目の一部でしたが‘99年10月1日に全国で初めて旧町名が復活し正式に主計町となりました。

公式サイトより)

関連リンク
観光協会ページ(リンク

 

 歩くと、右手に川、左手に建物という配置になるので風情があって素晴らしいです!
 一本裏道に入ると細い路地が続いており、こちらはより風情たっぷり!


 こちらは、狭い路地が続いているので、夜にいくと本当に良い雰囲気です! 「あぁ、いま古い町並みの路地を歩いているんだな~」としみじみと思いますよ(笑)

 

 

 

長町武家屋敷跡

 

長町界隈は、かつての藩士が住んでいた屋敷跡であり、土塀の続く町並みの中では今も市民生活が営まれています。石畳の小路を散策すれば、当時の雰囲気がしのばれます。

公式サイトより)

関連リンク
観光協会ページ(リンク

 

 確かに、左右に広がる屋敷の塀などは趣たっぷりで良かったです。曲がり角が多くて、「ここを曲がったらどんな風景なのかな?」というワクワク感がすごくて、歩いていて楽しかったです!

 

 


 

 

 

 そんなわけで、夏の旅行感想金沢編パート2、金沢市内散策でした!
 広くて緑が綺麗で気持ちのいい、庭園と公園でした。

 引き続き、旅行の感想を書いていきます!

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 最後まで読んでくださり、
 本当にありがとうございました!!