『映画』や『アニメ』、『読書』や『旅行記』などの思い出を残すために、書き出したブログです。 私個人の目線で目線で書いているので、読みづらかったらごめんなさい!!読んでいただけると嬉しいです!!

【映画】インフェルノ

2016年10月28日
【評価:4.3/5.0】
 
【一言】
「ラングドン・シリーズ」最高!
興味そそる“謎”と美しき“芸術”、緊迫した“追跡劇”の息もつかせぬ2時間!
視覚と知覚に訴えるミステリー!
 
『人類は滅びる――全てはお前次第だ。』
 
(原題:Inferno)

 

 

 

目次

 

 

【STORY】

 宗教象徴学を専攻するロバート・ラングドン教授は病院のベッドの上で目が覚める。記憶喪失を起こし、意識が朦朧とする中で病院を襲う謎の襲撃者から逃れるために担当女医のシエナの家に匿ってもらう。
 
 景色からイタリアの古都フィレンツェにいると確認した彼は、ポケットの中に筒がある事に気がつく。取り出すとそれは画家ボッティチェリの「地獄の見取り図」を映し出した。

 そこには人口増加を止めるための過激な思想を掲げる生化学者ゾブリストによる加筆された暗号が……。
 
 「神曲」を著したルネサンスの先駆者ダンテにまつわる謎を追うラングドン。その先には人類を滅亡へと導くモノが隠されていた。
 それを狙う複数の組織。謎をとき、無事に人類を救う事が出来るのか――?
 
 
 

 

【詳細】

監督:ロン・ハワード
制作:Imagine Entertainment
原作:ダン・ブラウンインフェルノ
出演:トム・ハンクスフェリシティ・ジョーンズ
上映時間:121分
日本公開:2016年10月28日
配給:ソニー・ピクチャーズ・エンターテインメント

HP:
 
 
 
 
 

【感想】

 


 待ちに待った「ラングドン・シリーズ」の最新作。過去2作の実績があるからもはや不安なんて皆無。………もちろん予想通り最高の作品でした!
 今回もロンハワード監督らしさ全開の映像で、見事に原作を再現してくれていました!
 映画開始前に「IMAGINE」ってロゴが現れるだけでワクワク
 
 トム・ハンクス演じるラングドン教授が格好良すぎる✨ スーツを着て美術館を走り抜けるあの姿が似合いすぎ!
 
 そして今回は過去2作を凌駕するスケールでした! 舞台はフィレンツェ。ダンテに隠されたの謎を解きながらの逃走劇。謎が導く答えの重大さが前2作の比じゃない!
 赤い瓦屋根と鐘楼が美しいフィレンツェの街を駆け、ダンテの謎を追うラングドンダン・ブラウン文字で表した芸術作品を実写で見られるのがこの映画シリーズの魅力の一つ。今回も綺麗な映像で堪能しましたよ。
 
 映像が凄く良かったです!ハワード監督って妄想とか想像、幻覚みたいな抽象的な(?)イメージを映像化するのが得意で、今回も存分に生かされていました!
 特に「地獄篇」のイメージシーンは凄かったです。
 
 ただ、残念だったのは過去作ほどラングドンの知識をこれでもかと披露する謎解きが少なかったという点ですかね。その分展開に驚きが隠されていましたが。
 個人的にはもっと歴史に隠された謎を解くラングドンがみたい!
 
 今回は「人口増加における対処法」が一つのテーマだったわけです。ゾブリストの演説を聞いていると納得しちゃいました。難しいけど考えなければならない問題ですね。
 複数の組織がラングドン一人を追うスケールが凄かったです。それから人混みが非常に綺麗でした!

 スピーディーに進む物語展開が没入感を増してくれます!
 「ラングドン・シリーズ」に相応しい謎解きと芸術が織り込まれた最新作。
 「インフェルノ」を映画化したんですから次こそは『ロスト・シンボル』をお願いしますよ!(切実)

 
 
 
★〈『ラングドン・シリーズ』って…!〉
 「ラングドン・シリーズ」って本当に面白い!好奇心をくすぐるだけじゃなくて、知的欲求を呼び起こす(?)感覚が楽しい!
 有名な芸術作品とオカルティックな秘密結社を混ぜ合わせた精巧で緻密に練られた謎解きが素晴らしい!
 
 『ダ・ヴィンチ・コード』ではルーブル美術館での事件をきっかけにレオナルド・ダ・ヴィンチが隠した餡号を解きながらキリスト教最大の謎である「聖杯」についてが。見え隠れする秘密結社=シオン修道会の影、名作「最後の晩餐」に隠されたメッセージetc…。
 物語の最後、ラングドンがガラスのピラミッドの前でひざまづくシーンは鳥肌!
 
 『天使と悪魔』では“宗教と科学の対立”をテーマにヴァチカンと科学結社=イルミナティの対決を。
 ローマ市内とバチカン市国の協会や宗教芸術を繋いでいく謎解きが面白かったです!
 
 そして今作『インフェルノ』。もう「さすが」って言うしかないですね…!
 
 
 
 
 
★〈ロン・ハワード監督…さすが〉
 毎回思いますけれども、このシリーズの映像化が本当に上手です!
 
 現実と想像、事実と虚像が入り交じる内容を見事に映像にしたのがすごいです。イメージが現れたり、暗号が浮かび上がってきたり、文字が踊ったり…。
 
 今作では今までとは比べ物にならない映像化をしてました。上手く現代の地獄を描いていたと思います!

 
 
 
★〈ラングドン教授が格好良すぎる!〉
 1作目からもう10年。さすがにトム・ハンクスも老いが現れてきましたね。でもこういう人って年を取れば取るほど良くなっていくんですよね。ハリソンフォードとかS.スタローンとか。
 さて、今作のラングドンをやっぱり格好いい!前半からガラッと変わる中盤が特に。スーツを着て、髪型をキメた彼のクールさといったら…!
 
 一方で今回は普通の人間らしさ(?)というか弱い部分が描かれていたのが新鮮でした。………でも彼には完璧な頭脳の持ち主でいて欲しいです。

 
 
 
★〈作品を彩る芸術品たち。〉
 上でも触れたように、映像化する一番の目的と言えばやはり美術品を映せるというところでしょう!
 
 オレンジ色の屋根と鐘楼のそびえるフィレンツェの歴史的な街並み、観光客でごった返す路地を駆けるラングドン、象徴とも言えるヴェッキオ宮殿の容姿。ボッティチェリの「地獄の見取り図」……。
 一つひとつの作品はもちろん、画面に映る舞台がそもそも芸術作品だから画の価値?が一気に重くなります。
 
 人が全くいない世界遺産での撮影、反対にエキストラを多用した人で溢れる世界遺産など徹底して部隊を創り上げているのが、また良いですね。





★〈今回のラングドン・ガールは…!〉
 今回のボンドガール……じゃなくてラングドンガールもこれまた強い女性。ラングドン教授の冒険に欠かせないのが美しきヒロイン!
 
 今回は医者であり、教授の信奉者。今まで以上にエスコートする琴が多い印象を受けました。
 演じたフェリシティはスター・ウォーズ新作のヒロインですもんね!そりゃ演技が上手いわけだ!
 
 
 
 
★〈息もつかせぬ急展開の畳み掛け〉
 このシリーズはまさに謎解きゲームそのもの。ひとつひとつ解いたら次が現れるって構成だから次から次へと舞台を移し、謎を更新していくから気を休める暇がないほどにスピーディーな展開が楽しめます。
 しかも気にすべきは「謎」だけでなく「追っ手」も。強大な権力や力を惜しむことなく注ぎ込んで迫ってくる緊迫感にはゾクゾクします。
 さて、今回の「インフェルノ」ですが上の2つ、特に後者が大部分を占めいてました。それに加えて「タイムリミット」と「状況を把握しきれない不安」が合わさって120分とは思えない展開でした。
 
 
 
★〈とにかく凄く良かった!〉
 原作を読んで、映画化を聞いてとにかく期待を募らせてきたわけですが、それにしっかりと応えてくれたのにまず感謝。
 
 都市伝説や陰謀論に秘密結社、芸術史や世界史、暗号や謎解き、宗教や科学技術……が好きな人はまず「ダ・ヴィンチ・コード」と「天使と悪魔」を観ましょう!そして「インフェルノ」を観るのです!
 
 これに限っては絶対に失敗しないって請け負いますよ。
 本当に面白かったです。観ていて楽しかった映画は久々ですね。観客も一緒になって考えられる没入感を得られる点が良いんだと思います。


 
 
 
●〈ついでにもう一つ笑〉
 「パンフレット」を買いました。今回のは値段以上のいい出来でした。概要やストーリー、キャスト紹介はもちろん、訪れた場所のMAPや過去2作の紹介もたっぷり書いてありました。
 
 そしてもう一つ。「ダン・ブラウン 徹底攻略」という角川文庫の本を買いました。題名の通りダン・ブラウンの作品6作を徹底的に解説してくれていました。

 特に登場する場所や芸術品、暗号や秘密結社の解説が濃くて辞書的な意味で活躍してくれました。
 オススメです!




 
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以降ネタバレあり

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★〈やっぱり美術品が綺麗でした!〉
 ポインターから映されたボッティチェリの「地獄の見取り図」。詳細で細かいところまで綺麗に見れました。 実は原作を読んでいるときスマホで調べたのですが小さくてよく分からなかったんですよ…(笑)
 
 そしてヴェッキオ宮殿。庭園を抜けヴァザーリ回廊を抜けて「五百人広間」へ。ヴァザーリの「マルチャーノの戦い」や「地図の間」の秘密通路、「ダンテのデスマスク」といったら美しい芸術品や舞台が背景に見えるだけでも楽しい♪
 そして舞台はヴェネツィアイスタンブールへ。
 水の街ヴェネツィアでは世界一有名な広場(?)であるサンマルコ広場を抜けてサンマルコ大聖堂へ。
 
 イスタンブールでは代名詞とも言えるアヤソフィアへ。
 三つの街を俯瞰する映像がとても綺麗で気に入りました!

 
 
 
★〈個人的に好きだったのは…〉
 個人的に好きなシーンがいくつかありました。
 まずはフィレンツェの警察とWHOがヴェッキオ宮殿を封鎖しているシーン。すごい数の人と車両で埋め尽くされていてスケールに驚きました。
 
 それから最初にシエナの部屋で「地獄の見取り図」を見たシーン。ラングドン節の解説が聞けて楽しかったです。
 
 最後、「ダンテのデスマスク」を戻したときのいたずらな笑顔にキュン♡
 
 
 
 
★〈展開に驚きましたね。〉
 今回はどんでん返し的な展開に驚かされました。原作小説を読んでいて危なく声をあげそうになったのを覚えてます。
 
 シエナが敵だと言い放ったシーンの表情の変化が見事でした。病院のシーンも全部フェイクだと分かる種明かしのシーンも聞き入りました。

 
 
 
★〈そろそろ「ロスト・シンボル」を〉
 と言うことで、とても面白かった今作。しかし、まだ映像化していない作品があるじゃないですか!
 世界中の陰謀論者が大好きな秘密結社、「フリーメイソン」が出てくる『ロスト・シンボル』の映像化がまだですよ!
 ハワード監督、どうぞよろしくお願いします。
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