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【展示会】N.S.ハルシャ展─チャーミングな旅─

 

 

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2017-03-12
 六本木ヒルズの『森美術館』での展示『N.S.ハルシャ展─チャーミングな旅─』
 
 

 

目次

 

 
 森美術館の『N.S.ハルシャ展』を観て、ハルシャにどハマりしました!!

 それから、今回の展示は両方とも撮影OKだったので、大量に写真を撮りました。Twitterにアップしているので、そちらを見て下さればいいと思います。

 六本木ヒルズの展望台「東京シティビュー」と屋外展望台『スカイビュー』にも行きました。入館が15時半で、退館が18半なのでちょうど昼の東京と夜の東京の絶景が見られました!
 特に東京の夜景はやっぱり綺麗ですね!ドラマ『相棒』のワンシーンに出てきそうなビル群の明かり、もしくは『攻殻機動隊』で草薙少佐が光学迷彩で消えていきそうな素晴らしい夜景でした。
 もし展望台に行くのであれば、昼間よりも夜のほうが絶対に楽しめます!


さて、では、展示会の感想を書いていきます。


【 N.S.ハルシャ展─チャーミングな旅─ 】

 インドのアーティストであるN.S.ハルシャの個展。ハルシャ自身の人生を超えて、祖国インドの発展や、伝統と現代の往来などを描くとともに、社会への批判を描いた作品たちの展示。

 各展示品の写真や詳しい感想は以下のURLからどうぞ。アルバムとしてコメント付きでまとめました!

goo.gl





〘──感想──〙

もともと特に入るつもりもなく、「時間もあるし、日没までの時間潰し〜」って軽い気持ちで展示場に入ったのですが、数点の作品を観たらハルシャにどハマりしました!

 まず、彼の作品は見ていて飽きないんですよ!例えば人間が数百人と描かれた巨大な絵が何点かあるのですが、その一人ひとりを見ているとあっという間に時間が過ぎていきます。表情とか特徴が一人ひとり違うので。しかも、ハルシャの遊び心でバットマンが隠れていたり、隠し絵などがあるんです。
 ゾウが隠れてます!!

 あとは、やっぱり人を見るのは楽しいって思いましたね。例え絵だったとしても、静物を見るよりも感情や表情が読み取れますから。

 それから、彼の絵のタッチが自分の好みでした。なんと形容すべきか……子供の絵のようでありながら、写実性と芸術性に富んでいるというか……?(実際に見れば分かるんですよ!)
 特に動物を描いたときの丁寧さと、アートチックでありながらリアルな絵は気に入りました。
 そして、絵に込められた社会批判のメッセージも私好みでした。皮肉を交えながらも、一方だけを強烈に批判するのではなく、伝統や芸術性を欠くことなく、ユーモアを交えた批判のしかたに思えます。
 後は、彼の『祖国愛=インド愛』は凄いですね。ヒンドゥー教の神々を作品に織り交ぜたり、伝統や宗教的価値観、伝承などを正面から取り込んだ作品が多かった印象です。
 でも、やっぱり印象に残っているのは『ここに来て演説をして』という作品。なんと2000人以上の人間を描いているんですよ。これはいつまで見ていても飽きないですねぇ〜。

 と言うことで、『N.S.ハルシャ展』でした。



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