メモスト

映画・アニメ・美術展などを中心に感想を書いています!

『映画』や『アニメ』、『読書』や『美術館』などの思い出を残すために始めたブログです。完全に個人用なので読みにくかったらスイマセン!

【映画】『グレイテスト・ショーマン』───夢に溢れた煌やかなショー!

100分があっという間、まさに地上最大のショー《グレイテスト・ショー》! 流れるような速さで描かれる、「夢」に溢れた物語は、鮮やかな衣装と鳴り響く音楽、そして気持ちのこもった歌で飾られる! 楽しさ&面白さだけで終わらずに、「大切なもの」まで含んだエンターテインメント・ミュージカル!
※ネタバレなし。
※画像は予告映像のキャプチャです。

2018年2月26日鑑賞

グレイテスト・ショーマン
(原題:The Greatest Showman

 

 

【評価:4.1/5.0】

 


【一言】

100分があっという間、まさに地上最大のショー《グレイテスト・ショー》!

流れるような速さで描かれる、「夢」に溢れた物語は、鮮やかな衣装と鳴り響く音楽、そして気持ちのこもった歌で飾られる!

楽しさ&面白さだけで終わらずに、「大切なもの」まで含んだエンターテインメント・ミュージカル!



 

 

ストーリー

19世紀に成功を収めたP.T.バーナムをモデルとしたミュージカル映画

貧しい仕立て屋の息子としてみじめな生活を送ったバーナムは、大人になり、成功を夢見るようになる。

そんな彼が思いついたのは、奇抜と奇妙を寄せ集めた「見世物《ショー》」をする事だった。


予告動画

 

 


 

 

目次&メモを表示

 

【目次】

 

 


 

 

作品データメモ

監督:マイケル・グレイシー
原案:ジェニー・ビックス
製作:チャーニン・エンターテイメント
主題歌:Keala Settle「This Is Me」
キャスト:ヒュー・ジャックマン,ザック・エフロン and more.
上映時間:105分
日本公開:2018年2月16日
配給:20世紀フォックス映画
公式サイト

 

 

 


 

 

 

感想

感想外観

 

 映画のスタートからテンションMAXで觀られる最高のショーでした! 賑やかで、華やかで、鮮やかで、豪華で楽しい!!




 本作はなんと言っても、「楽しさ」が一番凄いと思います!
 劇中で描かれるショーの場面は騒がしく、賑やかで、私まで観客になったように感じて楽しくなりました。 驚くような仕掛けとパフォーマンス、カラフルなキャストたち、そして踊りたくなるような音楽と歌が最高!

 映画館じゃなかったら、足を踏み鳴らして観たいほどノリノリのビートでした!
The Greatest Show(サントラ)





 そしてミュージカルも!
 力強く自分の伝えたい事を音楽に乗せて歌う・踊る・伝えるミュージカル。本作では2パターンの使い方をしていたと思います。

 1つは、気持ちやメッセージを伝える為。
 1つは、物語をテンポよく転がし進める為。

 どちらも、力がこもっていたし、強い気持ちが込められていて、歌詞が出る字幕を必死に目で追っていました。




 物語の内容は、夢に満ちてて明るいいです!
 理想的な、憧れるようなサクセスストーリーが描かれていて、その進展ぶりには羨ましさと同時に楽しさ、喜びを感じました。
 本当に、気持ちが良い!!



 ショー(もしくはサーカス)という設定が素晴らしいと感じました。
 ただでさえ「カラフル」と「賑やか」が詰まっているサーカスに、ミュージカルという音楽性が加わって、それを映画という視聴性に優れたツールで映し出す。

 観客にとっての「最高」が合わさった作品になっていると思います!




 もちろん、ただ楽しいだけではありません。
 「人生にとって何が大切なのか」というメッセージを伝えているように感じました。

 

 

 

 

 

地上最大のショー

 

 「地上最大のショー」は劇中に出てきた台詞、そして映画のタイトルの一部でもある『グレイテスト・ショー』です!(あ、ネタバレではないです)




 本当に、最高に素晴らしかったです!
 「見ていて楽しい」ってショーの魅力ですよ、醍醐味ですよ! それを本作では見事に再現(?)というか、描いていました!

 賑やかな踊り、派手な衣装、盛り上がるパフォーマンスと観客からの拍手喝采&大きな歓声。私までもが騒々しいショーの観客になったようで、楽しかったです!




 また、ショーのシーンでミュージカル調の歌と踊りが挿入される事が多いのですが、その音楽性が最高なんですよ。
 映画館じゃなかったら、足を鳴らして、一緒に手拍子したくなるような!

 

 

 

 

 

2種類のミュージカル

 

 ミュージカル映画といえば、歌と踊りと音楽でメッセージを伝え、気持ちを表現する点が醍醐味だと思います。
 本作では、2つのパターン?種類?を使い分けていて、それが如実に伝わりました。



 まず1つ目は、主人公などキャラクターの気持ちなどを伝えるという役割。
 これは歌詞をしっかりと読まないとダメなパターンです。想いを歌に乗せて、心を踊りに乗せて観客に語りかけてきます。
This Is Me(本編映像MV)





 そして2つ目は、物語を進めるという役割。
 歌に乗せて場面を変えたり、回想を差し込んだり、季節を切り替えたりといった感じです。
 これがまたテンポ良くて、そのお陰げなのか、映画自体もポンポンと進んでいくようでした。




 どちらにしても、歌詞がとてもキャッチーで、繰り返しのフレーズが多かったから、すぐに覚えて口ずさめそう!

 

 

 

 

 

明るく輝く物語

 

 観ていて気持ちが良いと感じるのは、物語の内容が全体的に明るかったからだと思います。
 ネタバレになるので細かい部分や展開は書けませんが、サクセスストーリーが描かれているとだけ。




 ミュージカルで、サクセスストーリー。
 これまた上手い2つが合わさって、とても良い映画になっていました!

 

 

 

 

 

最高 × 最高

 

 ショー(サーカス)、ミュージカル、映画という素晴らしい三拍子が組み合わさった映画です!



 まずショー、もしくはサーカス。
 賑やかで、鮮やかで、しかも騒々しく楽しいサーカスは、その特徴を大きく映像に活かしていたし、ミュージカルとの親和性も抜群!




 そしてミュージカル。
 音楽と踊りに乗せてメッセージを伝えるミュージカルは、そのノリノリなテンポとダンスで映画を盛り上げます!




 そこからの映画。
 サーカスとミュージカルを合わせた映像にする時に、演出や見せ方を最高の状態で観客に向けて描く事の出来る素晴らしいツールです!

 

 

 

 

 

メッセージも!

 

 ただ面白いだけの映画ではないです。
 ちゃんとメッセージが込められています。


 人生で何を目指すのか。
 人として何が大切なのか。


 感じるメッセージは観る人ごとに違うでしょうから、ここでは詳しく書くのは避けますが。

 

 

 

 

 

ネタバレ感想

 

ネタバレ感想を表示

 

 今回、ミュージカルということで、個人的には『ラ・ラ・ランド』よりも面白かったし、良かったと思います。
  本作のなかで一番好きなシーンは、バーでフィリップを誘う時に歌った「The Other Side」のミュージカルシーンです。理由は、一曲の間に意見を対立させて、しかもキレッキレの踊りが見られたんですから。

 まず、2人が上手く音楽に合わせて、歌として意見を対立させていて、しかも一曲終わる頃には反対が賛成に変わっているという、滑らかさ!!

 あと、踊りとして、何気にバーテンダーがかなり踊っているのが面白すぎです(笑) グラスやボトルを上手く使ったり、バーという雰囲気に合った格好いい踊りで良かったです!




 ミュージカルシーンとして良かったのは、冒頭のシーンも。開幕そうそうであのノリノリかつ勢いの良い歌と踊りを聞けたのが最高です!

 あと、大人になって結ばれたチャリティと機関車の蒸気に包まれながら踊るシーンは、とても劇的で好きでした!

 

 

 

 


 

 

 

以降、映画本編のネタバレあり

 

 

 

 


 

 

 

ネタバレあらすじ&感想

 

序盤

 

 きらびやかなショーのシーンから映画の幕開け。
 歌とダンスに観客は酔いしれ、喝采が飛び交う。
The Greatest Show





 そんな華やかなシーンは幻想のように消え、バーナムの子供時代が描き出される。
 貧しい仕立て屋の息子として産まれたバーナムは、父親の仕事先である屋敷の娘チャリティを笑わせ、彼女の父親に平手打ちを喰らわされてしまう。

 その後、家を抜け出したチャリティと海岸でお喋りをする。そして、古い屋敷の中を探検しながら、「A Millon Dreams」を歌う。


A Million Dreams




 「A Milllon Dreams」に乗せて、物語は一気に進み、時間が飛ぶ。
 父親を亡くしたバーナムは一人で知恵を働かせながら生活し、チャリティは花嫁養成学校へ通う。しかし離れ離れでも2人は手紙のやり取りを続けた。



 バーナムは成長し、鉄道の仕事で少しの蓄えを作ると、遂にチャリティを迎えに行く。
 2人は結ばれ、子供も授かった。

 

 

 

 

 

前半

 

 ささやかで質素だが、妻と子供との生活を続けるバーナム。しかし、彼の努めていた貿易会社が倒産し、彼は解雇にあってしまう。


 帰宅したバーナムに2人の娘はプレゼントをねだる。プレゼントの代わりに、彼が鞄の中にから取り出して見せたのは「回転灯」だった。
 回転灯の明かりが干してあるシーツに映る幻想的や中、バーナムは娘2人のお願いを聞く。
 「サンタさんと結婚したい」と妹。
 「バレーシューズが欲しい」と姉。
 「幸せが永遠に続くように」とチャリティ。




 回転灯の明かりを見て、バーナムは思いつく。
 貿易会社から盗んだ船舶保有証を担保に銀行から融資を得ると、蝋人形を並べた「バーナム博物館」を開いた。

 珍しいものなら人が集まるとの予想に反して、一向に客が入らない。銀行への返済も迫り、頭を抱えるバーナム。




 そんな時、娘たちから「生きている本物を見せなきゃ」と言われ、2人が持つ絵本「おやゆび姫」を見て思いつく。

 それは、銀行で出会った小人症の男性をショーに出すということ。笑われるけど、金になる。そう説得して、出演を取り付けた。


 そして、ショーに出演するユニークな人を探す張り紙広告を出す。
 集まったのは、髭のある女、全身入墨の男、空中ブランコ芸者、長身男に多毛症の人…………など様々。




 見事にショーは成功し、大きな利益を得るも、一部では批判する人もいた。
 新聞の批評欄ではペテン師と言われ、ショーが町の恥だと叫ぶ人もいる。
Come Alive



 成功してカネを手にしたバーナムは、大きな屋敷を買い、娘にプレゼントをし、姉の方にはバレエを習わせてやった。
 それは、ようやく手にした幸せな生活だった。

 

 

 

 

 

中盤

 

 ショーは成功を収めるが、お客は階級の低いひとばかり。何とか上流階級の人々をショーに呼び込むため、劇作家と手を組もうとする。


 バーで新鋭な若手劇作家フィリップの説得に「The Other Side」で意見のぶつけ合い。そしてパートナーになることに成功した。
The Other Side





 仲間に引き入れると、彼は早速大きな仕事を取ってきた。 それは英国のヴィクトリア女王から、バッキンガム宮殿で公演して欲しいとの招待だった。


 女王に謁見したバーナムのショーキャストら。
 その後のパーティーでバーナムが目をつけたのは、欧州一と謳われる歌声を持ったジェニー・リンド。

「世界一の歌姫にする」と誘って彼女をNYの劇場に立たせる事に成功したバーナム。




 リンドの公演には上流階級らも沢山訪れた。
 そして、彼女の歌声が響き渡るホールに観客は呑まれ、終わった後にはスタンディングオベーションの嵐が巻き起こった。
Never Enough





 彼は上流階級をも唸らせる公演をし、名実ともに有名になった。
 しかし、その名声が彼を驕らせた。公演の成功パーティーに入ろうとしたショーの出演者たちを「目立つ」という理由で拒んだのだ。

 キャストらはバーナムの変わりように失望の眼差しを向ける。そして、「This is Me」と本当の自分の姿を歌に込めて歌い、踊る。
ミュージックビデオ





 そんな中、フィリップは空中ブランコをするアンへの好意がどんどんと大きくなっていった。
本編映像

 

 

 

 

 

 

後半

 

 バーナムは、リンドを連れて全米巡業公演へついていくために、ショーをフィリップに任せて、家と娘をチャリティに任せて行ってしまう。

 ツアーは大成功を収める一方で、ショーは人気が落ち、客も減り、非難が強まっていた。



 幸運も長くは続かず、リンドは自らですら見世物として扱っていたバーナムに愛想を尽かし、巡業公演から降りる。
 「私も出し物だったのね。人を大切にしないなら、破産も仕方ない」

 また、ショー小屋は何者かによる放火によって全焼してしまう。フィリップは大火傷を負い、小屋は全焼。




 翌朝、新聞にはバーナムとリンドとのスキャンダル記事が。ありもしないでっち上げだが、世間は信じてしまう。

 チャリティは家を出て実家に戻り、銀行からの差し押さえ。バーナムは破産してしまった。



 バーで一人酒を飲むバーナム。
 そんな彼のところに、ショーの出演者が続々と集まってきた。理由は皆んな同じ。
 「サーカスは家だった。最初は金儲けが目的だったかもしれないが、バーナムさんは私達の居場所を作ってくれた。そして、取り戻したい」と。


From Now On



 バーナムも、「これからは光に惑わされない」と強く心に決め、再建を決意。そしてチャリティの元へ向かった。

 

 

 

 

 

終盤

 

 ショーを再建しようにも、銀行は一切融資をしてくれない。
 困まり果てる中、フィリップが貯金していたお金を差し出す。
 「全てを失っても、誇りの持てる仕事と仲間が残った」。

 それに、小屋を再建する必要はない。バーナムが思いついたのは、安い港の敷地に、テントを建ててショーを公演する事。



 そしてショーは戻ってきた。
 『地上最大のショー《グレイテスト・ショー》』は、奇抜で奇妙な出演者、きらびやかなライト、盛り上がる音楽で観客達の心を魅了していく。



 そしてエンドクレジットへ。
 映画のモデルとなったP.T.バーナムの言葉が映されます。
 「最も崇高な芸術とは、人を幸せにすることだ」


 エンドロールの背景は、恐らくコンセプトアート。


 そして、映画は幕を閉じる。

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 最後まで読んでくださり、
 本当にありがとうございました!!