『映画』や『アニメ』、『読書』や『旅行記』などの思い出を残すために、書き出したブログです。 私個人の目線で目線で書いているので、読みづらかったらごめんなさい!!読んでいただけると嬉しいです!!

【映画】カーズ/クロスロード─────天才レーサーが立たされた人生の岐路

※ネタバレなし。
※酷評です。筆者の主観全開の感想で、意味不明な部分が多々ある可能性があります。

 

2017年7月24日
カーズ/クロスロード
(原題:Cars 3)

 

【評価:2.8/5.0】

 


【一言】

「挫折と困難の物語」と言うにはあまりにも薄すぎる内容。
全体的に薄いエピソードの集合体というイメージ。
特に終盤への苛立ち(?)がとても印象的。
自分個人の意見では、描くべき部分がズレていた印象。
残念、本当に。

 




目次

 

 

 


 

 

 

【ストーリー】

 突如としてレース界に現れ、またたく間に実績を積み上げてきた天才レーサー・マックィーン。トップレーサーとしてライバルたちと競合していた彼に大きな転機が訪れる。それは、新人レーサー・ストームを筆頭とする最新技術と工学を駆使した次世代レーサーの台頭だった。

 彼に連敗を続けたマックィーンはなんとか勝利を掴もうと争っていた………その時、マックィーンの車体は回転しながら宙に浮き、地面に叩きつけられた────クラッシュだった。

 復帰するか、引退をするか。
 こマックィーンはれからの人生を大きく左右する岐路に立たされた。


予告動画

 

 


 

 

 

【作品データメモ】

監督:ブライアン・フィー
製作:ウォルト・ディズニー・ピクチャーズ/ピクサー・アニメーション・スタジオ
主題歌:奥田民生『エンジン』
キャスト:オーウェン・ウィルソン,クリステラ・アロンゾ and more.
上映時間:109分
日本公開:2017年7月15日
配給:ウォルト・ディズニー・スタジオ・モーション・ピクチャーズ
公式サイト

 

同時上映の短編『LOU』の感想です⇩

 

主題歌(英語版)ZZ Ward 『Ride』

主題歌(日本版)奥田民生『エンジン』

 

 

 

 


 

 

 

【感想】

<全体感想>

 『カーズ』の3作目。クラッシュしたマックィーンを描く分けですが、自分個人としてはとても残念な作品になってしまいました。
 1作目がとても大好きな作品で、でも、だからこそ3作目の今作は本当にガッカリしました。

 

 

 全体的な印象として、薄く緩いエピソードを繋ぎ合わせてしまったような、1場面毎の意味が弱かったような印象でした。
 「どうして/なぜコレをしたのか?」は理解できるけど、「コレをさせて伝えたい事って?」は理解できなかった気がします。

 確かに、所々「おぉ〜」ってなる部分はありました。でも、それれは控えめに言っても感動とは程遠かったし、物語を俯瞰した時に記憶に残らないような薄さだった印象です。

 

 

 

 これはあくまでも個人的な意見ですが、描いてほしい部分がズレていました。これに関してはネタバレになるので控えますが、描かれたクラッシュ後のマックィーンでも「私が観たい彼」と「実際に描かれた彼」に大きな差がありました。ここが本当に残念………(まぁ、どうしようもない部分ですが。)

 

 

 

 悪口批判続きになって申し訳ないですが、最後にこれだけ………………「ラストどうしたぁぁぁ??」
 まぁラストと言うには語弊がありますが、終盤のアレ。カレがアソコでまさかのアレしてソウなった一連の場面。ここが自分の中で最高に酷評に値すると思った部分です。

 

 

 

 良かった部分も。
 映像のカメラワークがとても良かったです。今まで以上にスピード感とスリル・興奮が呼び起こされるようなレースシーンの描き方がとても良かったです。
 描かれる車の形が次世代のモデル、流線型のスリムでクールな型になった事で、より一層スピード感が増大されたような気がしました。

 

 

 

 なんだか、曖昧で根拠を述べてない悪口と批判に満ちた感想でごめんなさい。
 気をつけないとうっかりネタバレしてしまいそうです。一応、以下の感想ではもう少し細かく書いていきます。

 

 

 キャラクター紹介PVがあったので、載せておきます(笑)
ライトニング・マックイーン

ミート・ジャクソン・ストー

 

 

 

 

<ストーリーに意味を持たせて!>

 意味がなかったわけではないですが、もっと深い意味というか、次に繋がるための理由になるようなストリートの内容が欲しかったです。

 

 

 

 レースでクラッシュする、クラッシュしてから立ち直るまで、立ち直ってから練習に取り組むまで、練習から・・・・と1つのエピソードは悪くないです。でも、そこを繋げて尺のある映画にする際にはまだまだ各々の内容が薄いし、接着するには弱いかなぁ〜と。

 

 

 

 どこを語っても、何を言ってもネタバレになっちゃうので難しいですが……………例えば1作目。マックィーンがラジエーター・スプリングスに行き着いたのは偶然でも、居座ったのは伝説のレーサー・ドックを始めとする皆んながいたから。この過程が映画120分全部使って描かれてた印象だし、「意味ある偶然」って良いなぁと。
 で、3作目。「意味ある偶然」ではなく「価値ある必然」を描きたかったのかどうなのか。マックィーンが自ら道を開こうとチャンスに掛けるため行動する姿が描かれますが、その一つ一つがなんとも意味をなさないような気がするというか、空回りしていた気がします。

 

 

 

 1作目のマックィーン、2作目のメーターのように偶然によって物語が進み、しっかりと意味も付随していくような作品を期待していたのですがねぇ…………。

 

 

 

 

 

 

<ちょっと理想と違ったな……>

「人生の岐路にたった彼の物語」と銘打って公開された映画だったので、かなり楽しみにしていました。これまで明るくポジティブだけど友人思いで悩む姿も見せたマックィーンだったからこそ、この大きなテーマで今まで以上に熱い物語になると思っていました。

 

 

 

 しかし、いざ観てみると期待していた部分についてはあまり描かれていなかったというのが正直なところ。
 マックィーンのポジティブさが全面に出過ぎていて、他の感情や話が隠れてしまった気がしました。

 

 

 

 あとは、これは完璧に個人的な感想ですが、最初の頃をもっと描いてほしかったなぁ〜と。今作で描かれていた主なシーンはリハビリ訓練(?)シーンでした。一方で、自分はクラッシュしてからの数日間、数ヶ月間の悩み・心の揺れ・不安や葛藤などを描いてほしかったんですよねぇ〜。

 

 

 

 

 

 

<今作のテーマは……?>

 こちらは完全に個人の主観ですが、1作目及び2作目はテーマには「仲間の大切さ」があったと思います。だからこそ温かみも感じられたし、感動もできました。

 

 

 
 では、今作は?
 自分が思うに、少なくとも前作・前々作に似た「仲間の大切さ」は感じられませんでした。まぁ当たり前かもしれませんね。だってクラッシュから復帰を目指す方向が描かれるのが今作で、主にトレーナーやアドバイザーが出てくるんですもん。
 仲間というより、状況を打開するための協力って感じ?

 

 

 

 それから、若干話題はそれますが、今作ならではっていうのが少なかった気がしました。むしろ、その逆です。過去作をオマージュしているなら大歓迎なのですが、どちらかというと、しがみついているようで残念でしたね………。

 

 

 

 

 

 

<ラストどうした!?>

 あの展開は予想してなかったし、やってほしくなかったですね。台無しって感じです。

 ただコレだけが言いたいがために1つ章立てしました(笑)
 ネタバレになるので、ここでは以上です。

 

 

 

 

 

<映像が良かった!!!>

 レースの映像はとても良かったです! 今までの作品以上に『速さ』が強調されていたレースでした。
 一番の理由は単純にレース速度が上がったと言うことだと思います。次世代マシンが登場して、全体的に最高速度がアップしたから、もちろん描かれ方も速く見えるでしょう。
 それに合わせるように、今まで絶対王者だったマックィーンが順位を落とすという事が、周囲のライバル車の速度が速いという感覚になったんでしょうね。相対的な速度の感じ方の変化です。

 

 

 

 あとは見た目!!
 登場した次世代のマシン達は車のフォルムが見事な流線型。ペイントも黒や蛍光色などを用いていて視覚的に速そうでした。

 

 

 

 カメラワークも。実際の中継映像みたいに空撮や回し方したのはレースの雰囲気を上げますね。そして、車目線の映像がある事で迫力もアップです。

 

 

 

 

同時上映の短編『LOU』の感想です⇩

 

 

 

 


 

 

以降、映画本編のネタバレあり

 

 


 

 

 

 

 

 

【ネタバレあり感想】

<ネタバレ感想>

 上では書けなかった、ネタバレを含む感想を。

 

 

 まず、『ストーリーに意味を』という部分では楽しませるシーンは多かったけど、内容全体に繋がる部分が薄かったです。クラッシュ後の空白の4ヶ月もそうですし、サラッとたった一週間前後のトレーニングで次世代マシンを差し置いて勝利するなど、普通ではありえない、飛ばし過ぎな部分が目についた気がします。
 ここをもっと深く描いてほしかったなぁ〜と。

 

 


 あとは、やはりラジエーター・スプリングスの皆がもっと見たかったです。メーターでさえ申し訳程度にしか登場しなかったのが非常に残念です。
 だって、マックィーンはあの街があったからこそ存在しているって言っても過言ではないのでは?

 

 

 

 

 

<前半>

序盤からレース。
 台頭してきた新参者の次世代レーサー・ストームとの一位争いでクラッシュしてしまうマックィーン。
 クラッシュシーンはスローモーションで綺麗でした。予告映像などでこの場面はチラチラ見てたので、いつ来るか身構えてました(笑)

 

 

 

 

 4ヶ月後。
 ここが一番残念でした。なんで4ヶ月も間を開けたんですかね? この期間に引退を考えたり、復活を夢見たりと一番思い描く時期なんじゃないんですかね?
 自分はクラッシュ後のここで悩む彼の姿が見たかったので、そこが描かれなかったことは非常に残念でした。

 

 

 

 そして、「ラスティーズ・レーシング・センター」へ。

 

 

 

 

 

<中盤>

 トレーニングセンター。
 入り口に飾ってあるマックィーンの栄光の軌跡。これ自体は悪くないのですが、「ここまでする必要ある?」って思っちゃいました。

 

 

 

 ジムの中。ここで初めてクルーズ・ラミレスに出会います。確かに彼女のトレーニングは稚拙に映ったかもしれませんが、とても理に適っているように見えました。
 ここは、自我の強いマックィーンのワガママに正直イライラしましたね。
 まさかシミュレーションマシーンを壊す迄続けるとは。しかも、それについてスポンサーが触れないのもおかしいでしょ!

 

  VRのは素直に笑いました(笑)

 

 

 

 砂浜トレーニング。
 ここはクルーズが面白かったです。見事に砂浜で失敗を繰り返し、最後にはカニですか(笑) 「The Beach ate me!」
 きちんと練習に付き合いながら教えるマックィーンは偉かったです。

 

 

 

 夜、衝突レース。
 迫力あって良かったです!!まさに車の格闘ですね。カメラが揺れに揺れて、泥の掛け合い、ぶつかり合い。ファイアーが凄かったです。
 でも、なんだかなぁ………と。だってこんなのに出て無傷なわけないじゃないですか。レーシングカーなんて精密な機械が泥まみれになって良いわけないのに。
 まぁ、楽しかったのでいいですが(笑)

『クレイジー8』場面の本編動画

 

 

 

 

 

<後半>

 悩んだマックィーンはメーターに電話。
 やっぱりメーターはいい事を言いますよねぇ。彼の純粋な言葉が本当に良いです。
 やっぱり、自分はメーターが大好きです。

 

 

 

 彼のアイデアで向かったのは伝説ドックの故郷。サーキットで走り、出会った生ける伝説たちから刺激を受ける彼。
 ドックからの手紙見せられたシーンはとても良かったです!厳しい師匠だったけど、やっぱり弟子が可愛かったんだなぁと。

 

 

 

 ドックの故郷での練習は、勢いだけじゃなくて技術を磨くもの。結構精神論というか、感覚論が多いですね(笑) 一応それぞれに理論はあったものの、どちらかというとアニメーション用の面白さに傾いた内容だったのかなぁ〜と。
 もっと科学的な復活劇を期待していたので、この部分は残念でした。

 

 

 

 カリフォルニアに移動する前の最終レース。ここで負けるのは痛いですよね………。正直、この描写はいらなかったかと。もっと早い段階でクルーズに負けて、やる気エンジンが入るって方が綺麗だったと思いました。

 

 

 

 

<ラスト>

 さぁ、いよいよラストレース!!
 マックィーンの華麗なる逆転復活劇が見られるか………と思いきや、まさかの選手交代。いやいや、「これはナシだろぉぉぉぉぉ」と叫ぼうと思ったら、ルール上は問題ないとか。

 

 

 でもさぁ………これは駄目ですよ。確かにレーサーとしてクルーズの夢を叶える最終チャンスを逃せないのは分かってます。自己犠牲の精神も素晴らしいです。
 しかし、これは違う! 1作目のラストとは話が違いますよ。ルール的にはOKでも、観客的にはOUT。マックィーンの走りを見たかったのに、これじゃ棄権したも同然ですよ。

 

 

 

 マックィーンがクルーチーフとして指示を飛ばしますが、見事にこれまでのトレーニングを踏襲した内容。これを「綺麗」と受け取るか「やり過ぎ」と受け取るかは個々人次第ですが、自分は後者です。普通ならここまで非難しないでしょうが、今回は………。

 

 

 

 主人公が入れ替わったわけです。マックィーンからクルーズへ。これに関してはとても無理矢理だったけれども、世代交代を描くという点では綺麗でした。

 

 

 


 

 今回の感想は、書いていた自分でも「下手」だと思いました。
 読みづらい感想を最後まで読んでくださった方、ありがとうございます!

 

 

同時上映の短編『LOU』の感想です⇩