『映画』や『アニメ』、『読書』や『旅行記』などの思い出を残すために、書き出したブログです。 私個人の目線で目線で書いているので、読みづらかったらごめんなさい!!読んでいただけると嬉しいです!!

【映画・アニメ】ノーゲーム・ノーライフ ゼロ───濃厚世界観と美麗な絵で語られる、感動的な“物語”

※ネタバレなし。
2017年7月16日
ノーゲーム・ノーライフ ゼロ

 

【評価:4.6/5.0】



【一言】

超濃厚世界観と美しい絵で語られる、感動的な“存在しない物語”。
派手で繊細で、感動する“語られない神話”が素晴らしかった。
言葉と思考の一つ一つに重みがある作品。

 


 

 

映画を観る前に、是非以下の記事を御覧ください!!
TVアニメでは描かれなかった、映画に登場する単語やキャラクター、作品を貫く世界観等をまとめた記事です!!

 

 


 



目次

 

 


 

【ストーリー】

『空白』が〈盤上の世界〉にやってくる約六千年前、大戦と呼ばれる戦争が悠久とも言える時間の間、繰り広げられていた。

天翼種が空を統べ、
森霊種が魔法で他を蹂躙し、
獣人種が獲物を狩っていた時代。

人類種は他種族の腕のひと撫で四肢が吹き飛び、
人類種は他種族の戦争の流れ弾で集落が、文明が 滅び、
人類種にとってまさしく生き残るだけでも精一杯の地獄、否、生き残っても希望のない絶望の時代。

しかし、そんな不条理に満ちた世界を
『ゲーム』と断言し果敢に立ち向かうひと組の夫婦の姿があった。

大戦時 最大の謎、
「何故、人類種が星をも砕く大戦を生き残ったのか。」
その謎が語られる。

 

この物語は唯一神 テトだけが知る、記憶している、最も新しき神話へと連なる、最も古き神話。

ある一人の人類種の少年と、ある一機の機凱種の少女が織りなす運命の物語である。


「さぁーーゲームを始めよう。」
「ー『同意に誓って(アッシエント)』」

 

(あらすじ紹介文は知人作成)

予告動画

 

 

 


 

 

【作品メモ】

監督:いしづかあつこ
製作:MADHOUSE
原作:榎宮祐ノーゲーム・ノーライフ
主題歌:鈴木このみ『THERE IS A REASON』
キャスト:松岡禎丞,茅野愛衣,日笠陽子 and more.
上映時間:106分
日本公開:2017年7月15日
配給:角川ANIMATION

公式サイト


 

 


 

 

 

【感想】

※画像は予告編動画のキャプチャです。

<全体感想>

 こんなにも感動する物語だとは思っていませんでした。いくつもの場面で「うわぁ……」ってなったし、ウルッてきた場面もありました。
 物語がとても深くて、世界観がめちゃくちゃ濃くて、台詞がとても重い作品ではあるけれど、それがとても良かったです。


 
 
 まず、とにかく物語がとても良かったです。TVアニメの前日譚だからという理由ではなく、1つの作品としての内容がとても良かったです。
 
 『感動』という点では本当に感動。主人公らの思考と台詞と行動、そして葛藤……とにかく感動しました。もう、何度鳥肌が立ったことか………。人類の「心」に焦点を当てた物語だという部分が良かったです。

 『感心』という点では本当に感心。主人公らの強い想いから生まれた行動と、人類だからこそできる知性と工夫に満ちた行動が素晴らしかったです。


 
 
 
 世界観が凄かったです。なんかもう、凄いです………。16種族の名前や神のような概念、能力名や魔法魔術などとにかく単語用語のオンパレードでした。
 正直な話、完璧に理解できたわけではないですが、それでも理解出来ないなりに濃くて深い世界観を楽しめたと思います。


 
 
 映像がとても綺麗でした。虹色に輝くようなキラキラとした綺麗な背景と、光を放つ程に美しい瞳がとても美しかったです。
 そして、「概念を映像にする難しさ」を知りまししたし、それを実現したアニメ制作会社の凄さに驚きました。


 
 
 
 声優さんの演技が素晴らしかったです。TVアニメのキャスト陣と全く同じ方たちが、全然違うキャラクター演じています。同じ声優さんなのに、微妙に違う声で演じ分ける技の凄さを実感しました。
 
 そのキャラクター。なんだか“主人公”というよりも“代表者”という印象が強かったです。もちろん物語の内容的な影響もあるのでしょうが、それとは違う要因がありそうでした。
 昔話という位置づけの物語だからなのか、それとも彼らの行動原理が種族の存続だからなのか。


 
 
 
 TVアニメから一気に昇華した内容と映像が本当に凄かったです。まず、TV版ではかなりコメディ色の強い内容だったのに対し、劇場版は生命と種族の存続を掛けた相当シリアスな内容でした。
 そして、TV版の内容では禁止されていた物理的な戦争が可能な時代の物語なので、圧倒的な火力と魔力を有する種族同士の戦闘、破壊行為がとてもつよかったです。


 
 
 大まかな感想はこのくらいですかね。TVアニメの劇場版となると失敗or成功or微妙の3つに大きく別れますが、この作品は大成功だと思いました。
 TVアニメの内容を踏襲し、過去へと展開させて、2時間でギュッと伝える内容をまとめてました。
 とても良い作品だったと思います!!

 主題歌 鈴木このみ『THERE IS A REASON』

 

 

 

 

 

<感動>

 いやぁ、もう、本当に感動しました。ゾクゾクっと鳥肌が立った場面が数度、ウルッときそうになった場面が数度、「えっ」って声を出しそうになった場面も数度。
 多分、平日の夜、疲れてる時に一人で観てたら涙を流したかもしれません(笑)
 「なんで感動したのか」は物語の内容について話しながらじゃないと語れないので、ネタバレを華麗に避けながら書いていこうと思います。

 

 

 

 まずは『思考』
 主人公リクらの行動原理は人類種の存続と、これ以上の死者を出さないこと。バトルアクション系とか英雄冒険譚系と違って「自分自身のため」ではなく「みんなのため」に考え、行動するその思考構成にとても感動しました。
 この点で一番感動した、鳥肌が立ったのはリクが演説(?)をする場面なのですが、ネタバレを気にしてここまでに。

 

 

 

 次に『行動』。上記の思考と思想を基にした行動がとても良かったです。この部分に関しては「感動」と「感心」が混ざりそうなのですが、感動した部分はここではネタバレになるので書けないです。
  別の視点(?)からも行動についてもう一つ。それはヒロインのシュヴィとのやり取り。2人の行動が徐々に少しずつ展開して描かれる様がとても良かったです(ここもやはり、ネタバレになるのでね………)

 

 

 

 そして『台詞』。「言動」なんて言葉があるように、行動と表裏一体なのが登場人物たちの台詞です。もちろんここでそれらを紹介するなんて事はしませんが、とにかく格好良くて、優しくて、淡すぎでした。

 憎しみに満ちた怒りの言葉。
 希望に満ちた熱い言葉。
 決意に満ちた強い言葉。
 心配に満ちた優しい言葉。
 無力さに満ちた不甲斐ない言葉。
 愛に満ちた優しい言葉。
 遊びに満ちたお茶目な言葉。
 ︙

 もう、本当に良かったです!

 

 

 『葛藤』はここで書くにはあまりにもネタバレ要素満載なので書かないです(笑) そもそも、葛藤って言葉を使うこと自体がもうすでに微小なネタバレみたいな感じですし………。
 その『葛藤』自体が良いわけではなく、その葛藤から生じた言葉とか行動とかが良いんですよ、本当に。

 

 

 

 

 

<感心>

 『感心』についてはTVアニメの時と似た感じです。下等種族として蔑まれたきた人類種が極僅かに与えられたのみの能力を駆使して、勝者へと近づいていく様がとても面白かったです。



 そして、そこまでの過程に関心です。さすがに映画の内容を書くとネタバレなので、TVアニメの方を例に出しながら。
 それはやはりソラとシロの2つが隅々まで計算し尽くして相手の裏を掻く戦術を編み込んでいく様子に似たものがありました。

 なんの能力も持たない人類種だからこそ、その考える力と向上心のようなものをフル活用して状況を有利に整えていくような戦い方に近い部分が映画でもあり、そこには感心としか言いようがないです。

 

 

 なんか、上の『感動』の感想ではめちゃくちゃ書いたのに、『感心』はちょこっとだけですね(笑)

 雑談ですけど、「下等種族」って文字変換しようとして候補に出てきたのが「加藤種族」と「果糖種族」の2つでクスッとしました(笑) どうやら、脈々と受け継がれる一族の血で構成された種族と、甘味好きな種族がいるようです。

 

 

 

 

 

<「心」の物語>

これにつては、かなり本編の本質的な部分に触れちゃうんですよ。一応、最初の方でその兆候(?)が出始めるんですけど、最後まで続いていくので。



 これが凄くいいんです。良かったんです。最高でした。視点を変えてそれを探求しながら描く事で、とても客観的に見る事が出来ながら、何気に主観的になるのがこのテーマです。(本作に限らず)

 

 

 

 

<難解濃密な世界観>

 世界観が素晴らしいです。TVアニメではここまで広くて深くて濃く考えられている世界だとは全く思っていませんでした。16種族がいて、それぞれの能力や特性、関係性や勢力概要、保持する技術や友好関係図・相関関係など1つの世界を創造する上で必要な事全てが抜け目なく構築されているようでした。


 神霊種《オールドデウス》
 幻想種《ファンタズマ
 精霊種《エレメンタル》
 龍霊種《ドラゴニア》
 巨人種《ギガント》
 天翼種《フリューゲル》
 森精種《エルフ》
 地精種《ドワーフ
 妖精種《フェアリー》
 機凱種《エクスマキナ
 妖魔種《デモニア》
 吸血種《ダンピール》
 月詠種《ルナマナ》
 獣人種《ワービースト》
 海棲種《セイレーン》
 人類種


 物質的物体的に存在しているものもあれば、概念だけのものなどまさに“世界”そのものを創造したわけで、それが本当に凄いなぁ〜と。



 P.S.この映画だけだとここまで詳しくは分からないかもしれません。自分は原作読んでる詳しい知人に解説を聴いたので。
 

 

 

 なんだか、『指輪物語(ロード・オブ・ザ・リング)』を思い出しました。『ホビットの冒険』『指輪物語』『シルマリルの物語』で構成される世界観はまさに箱庭と呼べるに相応しかったです。著者のトールキン歴史学に基づいて世界を構築し、言語学に基づいて文字を考案し、自ら神話を創作して完璧な世界観を作り上げていました。

 

 

 

 

 

<美しき映像>

 TVアニメでもそうでしたが、映像がとても綺麗です。原作小説の表紙イラストの雰囲気をそのままアニメにしたような、キラキラとした虹色に輝く背景、光彩を放つ瞳がとにかく美しいです。
 ただし、今作は惑星が崩壊するほどの大戦争真っ只中なので、黒々とした大地ばかりが描かれるので、虹色背景は少なかったです。

 

 


 そしてもう一つ、むしろこちらの方が重要なのですが、『概念を映像化すること』の凄さを知りました。1つ上で書きましたが、神や魔法のように物理的に表せないような概念で構成されたものと、ファンタジー世界における完全なる創作物は映像化するのが難しいだろうと思いました。
 それを、見事に映像化してたなぁ〜と。…………まぁ、本来存在しないもの達なので、なにをして「見事」と評するかは微妙なところではありますが、凄かったです。

 

 

 

 

 

<声優さんとキャラクターさん>

 まず、声優さんが凄かったです。何がすごいかなって、声の演技が本当に凄いです。
 今作はTVアニメで主人公たち主な登場人物を演じたキャストが別のキャラクターを演じています。それも、似たようなキャラで。
 
      TV版 ┃ 劇場版
松岡禎丞   空  ┃  リク
茅野愛衣   白  ┃  シュヴィ
日笠陽子  ステフ ┃  コローネ


 とまぁ、似たようなキャラを演じているわけですが、全然声が違って聞こえる、ちゃんと別のキャラに聞こえるというのが本当に凄かったです。
 特に、映画で現代パート(TV版)のシーンが挿入されるのですが、本編と聴き比べて(?)も全然同じに聴こえない。
 しかも、茅野愛衣さんに関してはあるワンシーンが本当に超凄い演技の場面があって、そこに鳥肌が立ちましたよ。

 

 

 

 キャラクターについて。
 立場は共に主人公というのに、TV版と映画版では全然性質が違っていました。ステフとコローネに関しては性格も知能も真逆なので例外として、白とシュヴィも種族が違うので例外としまして、空とリクですよ。

 声も見た目も似ているのに、全然違うキャラでした。方や快楽と愉悦を求めてゲームをする廃人。方や種の存続を掛けてゲームする名もなき英雄。それぞれの行動原理が180度違うから、どんなに似た思考回路と戦い方をしても全く違うキャラに見えました。

 

 

 

 

 

<TVアニメ版と比べて>

 TVアニメ版と比べると言っても、ほぼほぼ別の作品みたいな感覚なのでなんとも言いようがないんですがね………(笑)

 

 

 

 まず作品自体のテーマが全然違います。TV版はコメディ色の強い「面白い作品」という印象でしたが、劇場版はシリアス色の強い「重い作品」という印象。
 だから、2時間でギュッと内容をまとめて描いたのはいい選択だったかもしれません。コメディ色強い場合は2時間ダラダラと描いても勿体無いだけですから。

 

 

 

 それから、大きな違いはバトルシーンが登場するという点。そもそもTV版の舞台となる時代では盟約によって遊戯ゲーム以外の戦いを禁じられていますから、必然的に温厚なイメージになります。
 しかし、劇場版の舞台はTV版の6,000年前と言うことで物理的な攻撃・戦闘の時代です。火の玉放って、魔法攻撃仕掛けて、巨大爆弾を落として…………と“破壊行為”が認められていた時代。
 なので、迫力ある映像もありましたし、この世界観で生命の死ぬ戦いがあるというのが意外(?)に思いました。もちろん、面白かったですがね!

 

 

と言うことで、ネタバレ無しの感想は以上になります。
 なかなか書きたいことを書けなかった印象がありますが、観れば分かっていただけるはずです!

 あ、パンフレットを買いました。


 それから、来場者特典は書き下ろし漫画&小説でした!

 

 

 

 はじめにも紹介しましたが、作品の世界観や用語等をまとめた記事です。
 とても参考になると思います!!

 

 

 

 

 


 

 

以降、映画本編のネタバレあり

 

 


 

 

 

 

【ネタバレあり感想】

<プロローグ・・・?>

 空と白、ステフやジブリールが出演した上映前のマナー啓発ムービーが面白かったです!

 最初は「携帯電話の電源はOFF」とかって至って普通のマナー啓発だったのに、なぜか「魔法の使用は厳禁」なんて注意書きが流れて。ステフをゴミ扱いしたりと、上映前からサービスいい映画でしたね(笑)

 

 

 

 

<冒頭~前半場面>

 ドワーフの遺跡で発見したデータを解析している最中に襲われる場面。リクが「ここで死ね」と命令して、潔くその身を犠牲にしたイワン(だったっけ?)が可哀想だったと同時に、「これはそういう映画なんだなぁ〜」と理解しました。

 

 

 

 村へ帰って伝えなければならない、イワン(だったっけ?)の死。娘に伝える事はそりゃ辛いけど、それ以上に嘘で塗り固めて、取り繕うとする偽善者と自覚しているリクの苦しみが見ていてとても辛かったです。
 敵種族によって殺戮されるのではなく、自身の一言で仲間の命を捨てさせるのは辛いし重い決断ですよね。

 

 


 エルフの都で出会った機凱種《エクスマキナ》。本作のヒロインとは知っていたのもの、冒頭の戦闘シーンで村を焼き尽くす姿を見せられているだけに、身構えました………………そしたらまさかのシスコン媚び発言、下ネタエロ発言連発で驚いたというか、拍子抜けしたというか。
 そりゃ、ふざけているように受け取られますよ。命掛けて戦っているリクら人類に対して機械が遊ぶような真似したら。

 

 

 

 エクスマキナとチェスゲーム。リクが「演算機械と勝負するわけ無いだろ」的な台詞を言っていて、なるほどなぁ〜と。確かに機凱種ということは見た目だけじゃなくて、思考も並外れたスピードなんでしょうからね。
 で、負けたんですね。どっちにしろ村へ連れて帰ることに。

 

 

 

 

 

<中盤場面>

 村へ。
 ここの、村へ入るシーンが本当に凄かったです! 鳥肌立ちましたよ。村へ入るに当たって、敵種族ということを隠すために人間のフリをさせるわけですが、その声色の変わり方があまりにも凄すぎて、鳥肌です。一瞬のシーンなのに、声がガラッと変えられていて、本当にすごいなぁと。

 

 


 あと、エクスマキナの瞳が綺麗ですね。『ノゲノラ』のキャラは目が綺麗ですが、特に彼女の場合は機械がカメラの焦点を合わせるみたいに動いたり、感情を持ったかのように揺らいだり。(機械って涙を流すんですか?)

 

 

 

 で部屋でゲームしたり、お風呂入ったりして交流しながら再びエルフの遺跡へひとっ飛び。ここでエルフの罠(?)に引っかかり、壊れたかに思われたシュビィが、「実はなんの問題もなかった」ってベタだけどホッと胸をなでおろすようなので安心(笑)

 

 

 

 そして、一気に進んでリクの演説。再び村を破壊された彼が考え出した6つの盟約がとても感動的でした。不戦を掲げながらも絶対に勝てるように設定された6つが人類だけでなく、他の種族にも適用されるのがまた、“人間”らしいなぁ〜と。
 幽霊になった仲間たちが、リクを慕って、敬っている部分とか個人的に好きな場面。

 

 

 

 

 

<後半~ラスト場面>

 後半は結婚からにしますか。まさか本当に結婚するとは思いませんでした。何かの冗談かと。
 リクの告白があまりにも格好良かったのに対して、一度はシュビィが断るのがまた酷なストーリーで良かったです。自分がリクの家族を殺した本人だってきちんと告白した上で、「それでも同じことを言えるか?」って問う優しさと、それても指輪をはめる優しさがもう………鳥肌感動ラブストーリー。

 

 


 そして人類は快進撃(?)を進めるわけです。ある程度予想はしていましたが、誰も殺さずに勝つというのは、各勢力に情報を流してうまく誘導するような形の作戦。それで、シュビィの情報とリク先見能力がないと成立しなかったでしょうね。
 目標の一つ、戦争の第一戦線を人類の生存権から撤退させることに見事成功するんだから凄すぎ!

 

 


 そして作戦は順調に進んでいたかに見えたけど、ここで「シュビィvsジブリール」のバトルが挟まれるわけです。
 バトルシーンはなかやか見応えありましたね。それまでは戦闘より人情寄りの物語だっただけに、「ようやく星を殺す戦争の一部見れたなぁ〜」というのが正直な感想の一つ。一対一の対決なのにあれだけの破壊力なんですから、種族通しの争いとなれば、規模が違いますね……。
 あとで詳しく書きますが、このシーンでしみじみと感じたのは、「心の強さがロボットのお陰でわかった」ということ。

 

 

 

 シュビィの伝言がなんだか感動的。「心」を込めたメッセージとして自身の最後を伝えるってのが感動的な手法。リクの事を第一に考えた献身的で自己犠牲的な考え方、嫌いじゃない!!
 何気に、サラッと見せた機凱種の良い奴っぷりが全てを掠め取って行った感(笑)

 

 

 

 結局、最後はゲームの神様テトが持っていくわけですね。ずっとリク達を見たから、いまの10つの盟約とゲームで成り立つ世界があるんだと納得したラストなのでした……です!

 

 


 ……………あ、エンドクレジット見て思ったんですが、人類の人たちの名前がちゃっかり「幽霊たち」になっていたのが良かったです(笑)
 あとは、チェスの場面については日本チェス協会が監修しているんですね〜。

 

 

 

 

 

<「心」の物語>

 人類の生き残りは「心」のおかげでであると推測し調査していたシュヴィ。ロボットという視点から「心」を描く事で、客観的ながらも主観的な内容になったと思いました。


 特にシュビィがリクに向かって言った「異常じゃなくて偉業」という見方の変換がとても良かったです。



 ジブリールとの戦いで見せられたのは、「心の強さ」。人類がこれまで滅びずにいた理由はやはり「心」だったと。好きな人を救いたいとか、時間を稼ぎたいとか、数秒でも長く行きたいと買って言う願いとかは、やはり「心」から生まれてくるんでしょうねぇ。

 

 

 

 

<TVアニメ版の世界と>

 TVアニメ版の世界、『 』(くうはく)が生きる世界成り立ちが描かれた訳ですが、人の思いに依って綴られて作られた歴史の重みを感じましたね。あの大戦争を終わらせたのが無名で無力な人類だなんて、本当に記憶にも記録にも残らないでしょうね。

 どうして10の盟約があるのか。
 どうしてゲームで全てか決まるのか。

 この2つ、世界観の大きな根幹が分かるとても素晴らしい作品でした!!!

 

 


 

 

 

 最後まで読んでくださった方、ありがとうございました!!!