『映画』や『アニメ』、『読書』や『旅行記』などの思い出を残すために、書き出したブログです。 私個人の目線で目線で書いているので、読みづらかったらごめんなさい!!読んでいただけると嬉しいです!!

【映画】『プロメテウス』────人類の起源の探索は、“恐怖”で幕を閉じる。

※ネタバレなし。
※画像は予告映像のキャプチャです。

2017年10月5日

プロメテウス

(原題:Prometheus)

The search for our beginning could lead to our end.
私たちの起源の探索は私たちの終焉につながる。

 

 

【評価:4.0/5.0】

 


【一言】

好奇心と恐怖が刺激される宇宙探索。
未知なる遺跡,レリーフ,像など謎へのワクワク感!
そして、長きに渡る伏線の回収と展開が最高!

 




【目次】

 

 


 

 

【ストーリー】

 人類の誕生を巡る謎を解明する壮大な宇宙探索物語。

 地球の各地に散らばる古代文明から発見されたのは、「巨人が天空の星座を指差す」という全く同じ構図の図柄だった。

 これが実際の惑星を指していると考えた考古学者のショウ博士は調査隊を編成して解明への旅に乗り出す。

 到着した惑星には高度な文明の遺跡が残されていたが、文明を築いた者たちは全滅しており………………

予告動画

 

 


 

 

【作品データメモ】

監督:リドリー・スコット
キャスト:ノオミ・ラパス, マイケル・ファスベンダー& more.
上映時間:123分
日本公開:2012年8月24日
配給:20世紀フォックス
公式サイト

 

 


 

 

 

以降、映画本編のネタバレあり

 

 

 


 

 

 

【感想】

〈感想外観〉

 『エイリアン』の前日譚として素晴らしい出来でした!(早速ネタバレです 笑)
 映画が進行していく中で、『エリイアン』に登場した円形宇宙船やスペースジョッキーなどが描かれていく度にワクワクしました!




 私は『エイリアン』の前日譚」と知っていたので、「ここはアレかな?」とか考えながら観ましたが、事前知識なしの初見はめちゃくちゃ面白く感じたでしょうねぇ〜。



 人類の起源を探る旅が、いつしかエイリアンの前日譚へと切り替わっている移り変わりがとてもスムーズで良かったです。
 「気付いたときにはもう手遅れ」的なスピード感ある展開でした!



 主人公のショウ博士の話が良かったです。
 不妊症や医療ポッドなど会話やアイテムの全部が見事に伏線になっていて。そして、医療ポッドでの名シーンです! お腹が痛くなりました(笑)




 伏線への答えを出したと言っても、全部が明かされたわけではないですし、逆に新たな謎が生まれたりしました。
 この先の続きが気になります!

 

 

 

 

 

SF映画金字塔の前日譚〉

 『エイリアン』の前日譚として素晴らしい作品だったと思います。
 第一作目で描かれた伏線やモチーフが今作で描かれていてワクワクでした!



 まず何と言っても、最初に驚くのが「ウェイランド社」です。シリーズで利益主義を貫き暗躍する彼らが今作でも関係しているんですね。
 そして、今回もスパイ(?)役としてアンドロイドを船員に加えたわけですか。

 こちらが、ウェイランド・ユタニ社のホームページです。
 かなり作り込まれています!




 そして惑星へ。
 惑星の名前が『エイリアン』ではLV-426、『プロメテウス』ではLV-223と違うようですが、別物と言う事でいいんですかね……?
 →調べたら、『エイリアン』では惑星の名前についての触れられてないそう。同じ星の可能性?
 →逆に、違う星という説も。どっちが本当なんでしょう?




 1作目『エイリアン』で印象的な構造物、スペースジョッキーが登場。もう、この時点でワクワクです。
 用途は微妙なところですが、古びた遺跡ではなく機能する機器なのが嬉しい!




 さらにさらに、巨大な異星人(エンジニア)の円形宇宙船が出現!(画像は一作目より)



 

 

 

〈時代錯誤感……〉

 時代錯誤というか、設定面で少々「あれ?」と思った部分がありました。



 今作は『エイリアン』の前日譚なわけで、時系列でも前になるはずなのですが、随分と宇宙船や宇宙服などの技術が発達しているなぁ〜と。




 もちろん、映画の制作年の違いで技術の向上など理由があるでしょうし、私自身も近未来的で綺麗な映像の方が好きです。
 ただ、もう少し『エイリアン』のレトロな(?)雰囲気に寄せても良かったなぁ〜と。

 まぁ、『エイリアン』のノストロモ号はただの貨物船。一方でプロメテウス号は社長も乗る1兆ドル規模の船ですからね……。

 

 

 

 

 

〈滑らかな物語転換〉

 最初は人類の起源を探るという壮大な研究宇宙探索だったのに、いつの間にか未知の生物によるホラー映画になっていました。




 この移り変わりがとても丁寧で良かったと思いました。1人の観客として、最初のワクワクからホラーへと突き落とされる感覚が気持ちよかった(?)です!

 

 

 

 

〈ショウ博士の名場面〉

 ショウ博士を巡る物語がとっても良かったです!
 彼女の発言全部が伏線になっているようで、上手く物語を回していたし、見せ場を作っていたなぁ〜と。




 そして、特に個人的に名場面だと思ったのが「医療ポッドのシーン」です。これは本当に怖かったし、お腹が痛くなりました…………(笑)

 まず、映画序盤でショウ博士がポッドに着目するシーンから既に伏線だったんですね。
 また、彼女が不妊症というのも大きなキーワードだったわけですか。



 MRI(?)検査で妊娠が発覚した時点で恐怖です。不妊症の彼女のお腹の中に“なにか”がいるんですから。
 そして、医療ポッドで摘出しようとするわけです。帝王切開を拒否されて、腹部の異物除去へ。




 摘出されたエイリアンと、密閉された同じ空間にいるって恐怖ですね……。
 お腹の中で動いたり、切開したりと見ていてお腹が痛くなりました。

 

 

 

 

〈映像について〉

 まず、映像がとても見やすかったです。
 基本的には遺跡の中や宇宙船の中など暗闇がメインの映画なのですが、程よく照明が照らしていたり、明度を上げたりしていて、細かいレリーフや遺跡などの様子がしっかり見れて良かったです。




 やっぱり、『エイリアン』に始まる今シリーズは有機体or機械のようなエイリアンの外見や、配線が絡む宇宙船、異星人の超文明などヴィジュアル面がとっても美しくて楽しいと思うので、嬉しかったです。

 

 

 


 

 

 

【ネタバレあり感想】

〈冒頭〉

 始まりはどこか雄大な自然。謎の宇宙船と真っ白い人間(?)巨人(?)が登場し、黒い液体を飲んで…………DNAが変異?




 そしてタイトルバック。
 この1画ずつ現れるのは『エイリアン』を踏襲しているんですかね?

 

 

 

 

〈序盤〉

 宇宙船のプロメテウス号が目的地へ向けて航行中。
 人工冬眠ポッドの中でクルーらが寝てますが、夢を外の人間が覗き見する事が出来るんですね………。




 今回の宇宙探索の目的説明の為に全員集合。『エイリアン』などの作品と違って、皆んな美男美女ばかりでつまらないです………。
 そして、旅がウェイランド社の資金提供の元で行われていると知るわけですね。この時点で「どうせ今回もなにか企んでいるんだろ?」と疑ってしまいます(笑)



 世界各地の古代文明で見つかった壁画やレリーフ。遠く離れた文明で全く同じ構図の「星を指差す巨人」の絵が見つかるって、ワクワクします!
 「これは招待状よ」




 そして惑星へ着陸。
 すぐに探検隊を組織していざ、惑星調査へ!
 内部が空洞となっている山状の遺跡へ。自動探査機でスキャンして3D地図を作成出来るのって便利です!




 遺跡に隠されていた謎のホログラムを起動。
 “なにか”から逃げる巨人、その先には頭部の無い死体が。



 扉を開けると……………巨大な人面像、そして大量の筒状物体。この空間の奇妙な雰囲気がとても好きです!

 

 

 

 

〈前半〉

 探索途中で巨大な砂嵐が接近。アクション映画のように砂嵐とのカーチェイス。壮大だなぁ〜(笑)
 船員を危機に晒すほどの砂嵐ってすごいですね〜。



 そして、持ち帰った巨人の頭を検査。
 病原体を殺菌して、いざ。頭蓋骨ではなくヘルメットだった! 外したら、人間のような頭が。
 試しに電圧を流すと、動き出し……爆発。



 一方で、アンドロイド君は持ってきた筒状物体を解析。謎の液体があった……エイリアン成長用の栄養?
 まさか、お酒に入れた?




 場面は変わって遺跡内。
 移籍内の通路で迷子の2人は死体の山を発見。しかも体の内側から爆発したような…………。
 その途端、生体反応が。ただでさえ怖いのに、反応が消失するって怖すぎです……。



 そして、例の大きな空間へ。
 謎のエイリアン(?)、幼虫(?)を発見し、不注意にも近づくと…………腕に絡みついて巻き付いて締め付ける。しかも、血液は強い酸性。
 宇宙服の中に入り込んできましたよ………。




 朝起きた男性考古学者。
 ……………目の中に何かいる!?

 

 

 

〈中盤〉

 嵐が収まり、救出へ。
 アンドロイドの個人行動は許しちゃ駄目だって!やっぱり、なにか企んでいる! むしろ、金髪女性は良い人なんじゃ?

 アンドロイドは単独行動。巨人のホログラムが動き出し、全天球型のプラネタリウム的なシーンが綺麗だった!
 新たな入植先を探してたのかな?地球がありましたね。




 プロメテウス号へ戻った救出隊。
 伝染病の危険性を考えて、船への乗船を拒む。そして、火炎放射器で焼き払う。
 珍しくしっかりとした感染対策でなかなか良かったです!(笑)



 ここからはショウ博士の場面。
 妊娠の発覚と、医療ポッドによる除去。
 先に語っているので割愛しますね。



 帰還した博士………復活して凶暴化した博士がヤバい! 暴れまくって、殺しまくる! 彼、どうしちゃったんでしょうね?




 エイリアンについての仮説が。
 なるほど、エンジニアが作った兵器なわけですか。自分の星で実験せずに、宇宙の果てに実験場を作ったってわけ。なるほど!! だからエイリアンの外見が機械的なの?

 

 

 

 

〈後半〉

 遺跡をスキャンした3D地図、山の部分を取り除いて中心部だけを映し出すと………あの異星人の円形宇宙船が!




 なぜか船に乗っていたウェイランド社創業者と主にエンジニアの船へ。
 冬眠によって生存していたエンジニアとの会話を試みるも、殺されてしまう。
 そして、エンジニアが取り出して乗り込んだのは………あのスペースジョッキー!!ここで答えが出るのか!!!




 エンジニアの宇宙船が離陸。
 止めるために、プロメテウス号をぶつけて弾丸代わりするのか!
 「船長は運転が下手だから…」って残る手下が勇敢で格好いいです!




 宇宙船の撃墜に成功!
 ただ、墜落した宇宙船が回転しながら移動するというのはオマージュだとしても、やり過ぎな気が………。

 

 

 

 

〈終盤〉

 船外のショウは酸素残量の減少が理由で、救出艇に逃げ込む。
 そこで、メディカルポッドから逃げ出し、成長していたエイリアンを目撃。新しい形態の新種ですね。



 船から脱したエンジニアが怒りで追ってくるも、「目には目を歯には歯を」でエイリアンに倒させます。危険な賭けだなぁ〜。




 ショウ博士はエンジニアの故郷に行き、「人類を作って、滅ぼそうとした理由」を聞きに行く為に、アンドロイド君を信用して次の旅へ………。



 そして最後。
 寄生されたエンジニアからは新たなエイリアンが産まれる………………。

 

 

 

 

 


 

 

 

 最後まで読んでくださり、
 本当にありがとうございました!!