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【映画】リング0 バースデイ

 

 

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※ネタバレあり
2017年5月6日

 

【評価:2.8/5.0】

【一言】
怖さよりも内容重視かな?
でも、ストーリーも面白くなかったな……。
仲間由紀恵さんの演技が素晴らしかった!

『ついに明かされる貞子出生の秘密』

 

 
目次

 

 

 

 


STORY


 ホラー映画『リング』の前日譚。
 邦画ホラーの象徴、貞子の誕生を描く。

 『リング』の30年前。山村貞子は東京の劇団に入団していた。新入りながら主役に抜擢された事で周囲との確執が完全なものとなり、孤立した彼女。
 そして、彼女が入団した頃から劇団では不可思議な事が起こり始め、遂に死者まで出てしまう。

 

 

 

 

詳細


監督:鶴田法男
主題歌:L'Arc〜en〜Ciel「finale」
キャスト:仲間由紀恵,田辺誠一 and more.
上映時間:99分
日本公開:2000年1月22日
配給:東宝

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感想

 

感想外観


 『リング』シリーズの最終作になりますが、怖くなかったです……。1作目の『リング』が一番怖かったです。


 ただ、考えてみれば『リング0』は貞子が幽霊になる前の話ですがら、そこまで怖くはならないって予想は出来たんですがね。


 山村志津子の実験場面とかが詳しく出てくると思ったのですが……予想違いで期待はずれでした。


 とは言ったものの、最後の方は良かったです。「貞子狩り」のシーンですね。
 井戸のエピソードに繋がって終わるのも良かったです。


 ただ、「貞子が2人」という部分はまだ理解できていません……。


 貞子を演じた仲間由紀恵さんの演技が素晴らしかったです!
 物静かな貞子、激しい頭痛に襲われる貞子、殺される事に怯える貞子、そしてもう一人が取り憑いた貞子。
 人間の貞子と、人ならざる貞子の演技がとても上手でした。

 

 

 

 

前日譚として


 『リング』シリーズの原点にして完結作。貞子出生の秘密ということで、予想はしていましたが怖くありませんでした。


 でも、よく考えてみれば時系列では呪いのビデオ普及前ですし、貞子もまだ人間。若干の能力描写があったものの、本人さえ戸惑っている次第。これでは怖がらせられないですよ。


 1作目の『リング』が1番怖かったと痛感しました。


 それから、シリーズの前日譚と言うことで『山村志津子の実験シーン』があると思っていました。貞子出生の秘密が暴かれるということだったので、てっきり出産から死亡までかと思ったら、「幽霊貞子出生までの話」だったわけですね。

 

 

 

 

『貞子狩り』の恐怖


 劇場での『貞子狩り』からラストに掛けては怖かったです。この部分だけ切り取ったならば、1作目『リング』以上に怖い作品になったと思います。
 ただ、その怖さもホラーと言うよりは人間としての怖さな気がしますが。


 劇場内では劇団の人々が躊躇せずに貞子を追いかけ、撲殺。本当に殺すと思っていなかっただけに衝撃でした。


 そして、さらに場所を移して本格的に『貞子狩り』がスタート。拳銃を構えた記者を先頭に博士の家の階段を登っていくシーンの緊張感が印象的でした。(私自身も緊張してました 笑)
 監禁室に置いてあったテレビ。あれが『呪いのビデオ』を生み出す元になったんでしょうね〜。


 そして、屋外に出ての追跡劇。森の木立で姿が見えない貞子によって一人ずつ順に殺されるって、処刑でしかないですね。
 森から逃げ延びた記者と女性が家の中に立て籠もった後、貞子が追いかけてきて………。このシーンの貞子の腕や脚の動き方、曲がり方が尋常ではなくて気持ち悪かったし、寒気がしました。
 そりゃ、自殺したくなりますよ。

 

 

 

 

ラスト、井戸シーン


 やはり最後は井戸で終わりますよね。シリーズで断片的に描かれてきた貞子の最期が、こうして完璧な形で映像になったわけです。


 今まで「やめてお父さん!」と貞子が叫んでいた相手は博士だったんですね。血縁関係上の父親かと思っていました。

 

 

 

 

2人の貞子……?


 …………え?2人の貞子がいたんですね。まさかの予期せぬ展開!こりゃズルくないですか?

 2人のうち、仲間由紀恵が演じた貞子は“善なる貞子”。子供の姿を保っていた貞子は“悪なる貞子”って認識でいいんですかね?


 悪なる貞子がこれ以上成長して害にならないように監禁していたってわけですね。『貞子狩り』に来たときも抵抗しなかったのは、殺されるべき存在と博士自身が認識していたからでしょうね〜。

 

 

 

 

仲間由紀恵さんの演技が凄い!


 今回、貞子を演じた仲間由紀恵さんの演技が素晴らしかったです!

 大人しげな(?)、物静かな(?)貞子を演じたり、頭痛に悩まされる貞子を演じたり、恐怖に怯えたり、彼女自身が恐怖になったりと役柄が変化するキャラクターを見事に演じていたと思います!

 









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