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映画・アニメ・美術展などを中心に感想を書いています!

『映画』や『アニメ』、『読書』や『美術館』などの思い出を残すために始めたブログです。完全に個人用なので読みにくかったらスイマセン!

【展覧会】『さよならの朝に約束の花をかざろう展』:澄み渡る”空気”まで展示してるようで素晴らしい!

 

 

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2019年2月28日訪問

さよならの朝に約束の花をかざろう
@有楽町マルイ

さよならの朝に約束の花をかざろう展
【一言】

『さよ朝』の1周年記念展覧会。

「MAQUIA」に漂う澄み透き通った”空気”まで展示しているような美しさが素敵!

映画を創り上げた美麗なピースを観ていると、感動が鮮やかに蘇ってくるようで、本当に「良い展覧会」でした!

 
【Twitter140文字感想】

 

 

 

 

概要&作品紹介

 

展覧会説明

映画公開一周年をむかえて、未だ熱が冷めやらない劇場版作品『さよならの朝に約束の花をかざろう』の展示会を、有楽町マルイにて開催いたします。各設定や原画、背景美術の展示やフォトスポットなど、さよ朝の世界を堪能できるイベントとなっております。
有楽町マルイ

会場:有楽町マルイ 8F イベントスペース
会期:2019年2月22日~3月10日
料金:無料
公式サイト:こちら

 

 

作品:さよなら朝に約束の花をかざろう

さよならの朝に約束の花をかざろう

 

 数百年の時を生きる民、イオルフは人里離れた山奥で布を織ってひっそりと平和な生活をしていた。

 しかし、突如として村を襲ったメザーテ軍の兵により村は壊滅、ほとんどの民が亡きものとなった。

 戦火の中から逃げ延びたマキアは、盗賊に襲われた商隊の馬車からたった一人生き残った赤ん坊を見つける。
さよならの朝に約束の花をかざろう

予告動画

 

監督:岡田麿里
脚本:岡田麿里
制作:P.A. WORKS
原作:Iorph
音楽:川井憲次
主題歌:rionos「ウィアートル」
キャスト:石見舞菜香,入江自由 and more.
上映時間:115分
日本公開:2018年2月24日
配給:ショウゲート
公式サイト

  
【Twitter140文字感想】

 

 

 

 

展覧会の感想

 

 「あの花」や「ここさけ」の脚本を手掛けられた岡田麿里さんが初めて監督を手掛けられた映画『さよならの朝に約束の花をかざろう』の公開1周年を記念した展覧会です!

 『さよ朝』は、本当に感動的な物語も素晴らしかったですが、それ以上にキャラデザや背景美術のような隅々までが非常に丁寧に描かれた作品で、大好きです!(詳しい感想は以下から↓)




 さて、展覧会の感想。
 本当に、お世辞抜きで素晴らしい展示でした!


 一番に感じたのは、映画に満ちている透明で透き通るように美しい”空気”まで展覧会場に満たしているかのような雰囲気がして、感動が蘇ってきました。「空気まで展示」って大袈裟に聞こえるかもしれませんが、映画を観ていたら頷けると思います。


 展示されたストーリーと場面写、背景美術や原画、その他の展示が本当に良かったです! それに、会場に主題歌・rionosの「ウィアートル」が流れていて、それを聴くだけで涙がでそうに......。




 入り口に、岡田麿里さんのコメントが掲げられていました。

『さよなら』がタイトルについたこの作品を通じて、多くの出会いがありました。

この言葉を読んだだけで、なんだか胸がいっぱいに。





 どの展示も素晴らしくて、予想外の資料展示もあり、最高でした!
 具体的な展示内容に関する感想は、後で紹介や写真とともに書いていきます。

 しかし、東地和生さんの背景美術は息を呑むほど美しいし、石井百合子さんによるイラストは綿のように柔らかく、「ヒビオル」の模型展示は偽物と分かっていても綺麗でした!

 いい意味で、期待を裏切る素晴らしい最高レベルの展示があり、感激でした!




 とにかく、マキアが可愛い!


 展覧会場のいろいろなところで出会うマキアの姿は、本当に綺麗で可愛くて美しくて、本当に大好きです!
 映画の、石見さんの声が脳内に響いてくるような気がしました。





 今回、この展覧会に行った目的の1つは、『さよ朝』でキャラデザを担当された石井百合子さんの作品集が先行販売されたからです。迷わずに購入させて頂きました。

 『さよ朝』や『凪あす』、『クロムクロ』などなど、とにかく美しくも可愛い女の子たちのイラストに感動しました。眩しい笑顔と透き通る空気感が美麗だし、何より石井さんの”想い”が詰まっていて凄かった!!!
 とても大切な宝物のような一冊になりました。




 全体を通しての感想はこんな感じです!
 細かい感想は、以下にて!

 

 

 

 

展示の紹介

 

 

 基本的に撮影OKだったので、写真とともに感想を書きながら、展示の紹介をしていきます!

 

 

エントランス

 

 このアール・ヌーヴォー調のイラストが堪らなく大好きです!

 『さよ朝』のファンタジックな世界観にあっているし、「イオルフ」という民の神秘性や容姿の美しさを想起させるし。また、純白のドレスや長い髪がとても見事に生かされていて、本当に素晴らしいです!!

 今回の展覧会の中でも一番に好きな展示(?)イラストであることは確実です。

 

 

 

キャラクター紹介

 

 キャラクター紹介のところでは、原案を手掛けられた吉田明彦さんの設定画も展示してありました。あいにく撮影禁止だったので、しっかりこの目に焼き付けてきました!

 キャラ紹介の方は、公式サイトに掲載されているイラストに、説明が追加された感じでした。こうして印刷されたものを俯瞰すると、「皆んな綺麗な名前だな~」としみじみ思います。

 

 

 

 

世界で公開『MAQUIA』

 

 主人公の「MAQUIA」という名前、作品名にもなっていますが、本当に素晴らしい単語だと改めて思いました。


 「MAQUIA」や「IORPH」という劇中に登場する単語って、音感がとても素敵で、何度も声に出して、音にして聴きたいし言いたい言葉だなぁって。
 「マキア」と発する時の「QU」の音とか堪らなく好きなのです!

 海外の映画作品って、主人公の名前を題名につけることが多いですよね。『ハリー・ポッター』とか『アリータ』とか、ディズニー・ピクサー作品は特に『ラプンツェル』『ココ』『モアナ』などなど.....と多い気がします。そういう点をしっかり踏襲している点とか本当に凄いと思います!!



 

 

 

 

ストーリー紹介

 

 ストーリー紹介の部分は撮影禁止でした。

 しかし、パネルを何枚も使い、映画の場面写を何十枚も掲載されていて、映画をそのままなぞるように再没入するようでした。

 ここでは、映画公式Twitterアカウントによる「同時再生祭」のツイートを掲載します。(めっちゃ長いので、畳んでいます)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ヒビオル」の展示

 

 劇中に登場するヒビオル。

縦糸は流れ行く月日。
横糸は人のなりわい。

あの美しいヒビオルをこうして再現していたのは驚きですが、その展示方法が何とも上手い展示の仕方。上から吊り下げられた布が、下でつくる折返しのカーブが本当にいい感じ。映画でもあの広い空間に垂れる沢山の《ヒビオル》が幻想的で綺麗でした!

 

 

 

 

 

背景美術展示

 

 映画のどのシーンを切り取っても、美麗な背景が印象的でしたし、どの背景も芸術作品のように細かく美しくて、素晴らしかったです!

 灰色の街並みや城壁でも美しく描き出し、青色に染まる水が綺麗で、陽の光が描かれた温かい雰囲気と影の空気感がとにかく凄い!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




 以下はその他の東地さんによるツイートです。

 

 

 

 

カウントダウンイラスト展示

 

 今回、画集も買いました、石井百合子さんによるカウントダウンイラスト。
 正方形の色紙の中に絵描かれた、キャラクターたちは佇んでいるだけで美しい! 作品の物語のいち場面を切り取ったような、小さな枠の中の彼ら/彼女らが本当に大好き!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その他展示

 

 こちらは、大きなフォトスポット。
 東地和生さんによるイラストを用いたものです!




 そして、ガラスケースの中に展示されていた品々。
 エリアルが描いた、マキアとの2人の絵も再現されていて驚きました!

 

 

 

 

 

『Lilium』
石井百合子アニメーションワークス

 

 

 本当に素晴らしい作品集でした!
 以下、私がツイートしたものですが、感想として貼っておきます。

 

 




 とにかく、内容の充実度が素晴らしいです!
 表紙を飾る4人から石井さんが手掛けられた『さよならの朝に約束の花をかざろう』、『凪のあすから』、『クロムクロ』、『Another』という代表作に始まり、P.A.WORKSの『花咲くいろは』のイラストなども。

 これは買いです。
 石井さん自身によるコメントからは、作品やキャラクターへの愛情、そしてこの作品集への想いが溢れ出ていて、読んでいるだけで幸せな気持ちになれました。




 それから、以下は広報アカウント等のツイートです。
 良いな~と思ったものを、何件か貼らせていただきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 展示内容の紹介は以上です!

 展覧会場の最後に、「みんなのヒビオル」と題されたメッセージボードが。マスキングテープに書き込んで壁に貼るという形式だったのですが、細かいところまで作品の世界観を大切にしているのが伝わってきて、本当に感動しました!

 

 

 

 最後まで読んでくださり、
 本当にありがとうございました!!