『映画』や『アニメ』、『読書』や『旅行記』などの思い出を残すために、書き出したブログです。 私個人の目線で目線で書いているので、読みづらかったらごめんなさい!!読んでいただけると嬉しいです!!

【映画】聲の形

2016年9月17日
【評価:5.0/5.0】
 
【一言】

みずみずしく美しいアニメーションと、声優の素晴らしい演技で綴られた、淡い“哀”と“苦”の香る繊細な映画だった……。

 
『君に生きるのを手伝ってほしい』
 

 

【STORY】

大今良時の同名漫画を原作に、「けいおん!」や「たまこまーけっこ」を手掛けた山田尚子を監督に据えて京都アニメーションが制作。
 
 小学校6年生。クラスに転校してきたのは耳の聴こえない少女、西宮硝子(CV.早見沙織)。しかし石田将也(CV.入野自由)をはじめとするクラス全員からいじめを受ける。
 そして時は流れ、高校生になった将也たち。
 
 “耳の聴こえない少女”と“不器用な少年”の織りなす物語。
 


 

【詳細】

監督:山田尚子
制作:京都アニメーション
原作:大今良時聲の形
配給:松竹
主題歌:aiko「恋をしたのは」
キャスト:入野自由早見沙織
上映時間:129分
日本公開:2016年9月17日
 
 
 

【感想】

最初に書いた一言、『みずみずしく美しいアニメーションと、声優の素晴らしい演技で綴られた、淡い“哀”と“苦”の香る繊細な映画だった……。』に尽きると思います。
 映画を観終わったあと、いつもの余韻とはまた違う、思慮に富んだ複雑な気持ちの渦に飲み込まれました。
 
 120分に全てを詰め込んできたなって、全部ぶつけてきたなって思いました。
 映画の内容が濃いってわけじゃなくて、“自身が考えさせられる。”そんな映画だからこそ良い120分が過ごせたのかなぁと。
 
 内容がとても厳しい。見ているだけじゃなくて、観者自身が考えるような場面、台詞、描写が多かったように感じました。
 
 それでいて音楽と映像からなるポップで明るくい雰囲気なのがむしろ憎らしい…。
 アニメーション、綺麗でした。さすが京アニ。丁寧で“みずみずしい”映像がよりイキイキとした作品にしてました。
 
 今作は登場人物の描写が素晴らしかったです。
 まず絵。キャラクターの表情が本当に細かく描かれていました。ここに重きをおいたんじゃないでしょうか?
 そして声。声優さん(特に早見沙織さん)の演技。本当に凄かった…。
 (西宮さん可愛すぎ…。)
 
 え〜……これを実写化しようなんてクソみたいな考えをしている、ゴミみたいな大人がいるなら考えを改めてください。……ブチ切れますよ?

 あ、aikoさんの主題歌自分は嫌いです。
 
 
 
★〈心と頭と胸にグッと…〉
 今作はとても淡くて厳しい内容だと思いました。正直、ここについてはあまり書きたくないです。
 
 だって主軸にあるのは「耳の聴こえない少女と、不器用な少年」ですもん。(この表現我ながら気に入っている笑)

 感じ方は人それぞれでしょうし、どうやって書いたらいいんでしょう…?
 とにかく心、頭、そして胸にグッと、グサッと、ズキッときます。自分は登場人物の台詞、行動、感情などが真剣に問い(?)を投げかけてきたように感じました。
 
 登場人物の言動と、起こる出来事の数々がそれこそ現代社会をギュッと反映しているように感じました。そしてニュースを通して見るよりも鮮やかで感情の含まれたそれは、「自分なら……」と主体的に考えさせられました。
 
 …………………あまり上手く書けませんでしたね。ちょっと“どこまで書いていいか”と“どう書いたらいいか”が難しいです…。

 
 
 
★〈映画作品として〉
 上に書いた事だけを観ると「え、難しくて面倒くさそう」とかって思われちゃうかもしれませんね…。スイマセン語彙力と文章力が足りません…。
 
 しかし!映画を全体的に観ると、とてもポップな雰囲気です!見やすいというか、軽い気持ちで観られます。
 ギャク的なシーンを挟んだり、音楽で盛り上げたり。それこそ声を上げて笑いましたよ。
 
 大勢が見る映画作品として綺麗にまとめているなぁ〜と。伝えたいことをしっかりと伝えた上で、楽しめるようにする!

 
 
 
★〈良いと思ったのは…〉
 自分が一番胸に残っているのは前半60分前後、特に小学校を描いたところです。
 詳しくは書きませんが、色々と渦巻いてました…。
 あとはやはり後半、最後のあのシーン!さすがにネタバレになるので伏せますね。
 …とは言っても、やはり、西宮さんの笑顔一択ですかね(///▽///)




★〈アニメーション美〉
 もう、「さすが京アニ!」って讃えるしかないです!本当に綺麗でした。そして、すっごく“みずみずし”かったです!
 
 弾ける感じ?明るい感じ?輝く感じ?………一言で片付けると「京アニらしさ」ってなるんですけどね(笑)
 
 まず「水」。これが綺麗に描かれていると「おっ」てなりますね。毎回言ってますが、京アニはこれが綺麗。
 そして今回目を引いたのは「黒板」と「花火」。前者はリアルさ。後者は新鮮さ(?)。実際に見てください!
 それから、目線を上手く使った描き方をしていたのもGoodでした!
 
 
 
★〈キャラクター〉
 人物描写というか、登場人物の描き方と表現が凄く良かったし、綺麗でした。
 まず表情描写。特に西宮さんの表情描写が繊細で素晴らしかったです。

 耳が聴こえずそれに伴ってなかなか言葉が発音できず会話で気持ちを伝えられないという中で、やはり一番伝わるのは表情。見ていて切なくなるよな、とても細かな表情の変化が凄かったです。
 
 そして声優さんの演技!これもまた西宮さんを演じた早見沙織さん。
 なんでしょう?日本の声優さんの演技ってもはや芸術ですよね。
 
 ……………西宮さんが可愛すぎた…(///▽///)その一言につきますけど本当に可愛かった…。制服も私服も。
 あ、あと男子の目を惑わすショットが多すぎません?(笑)…(個人的には嬉しいですけどね笑)




★〈音楽がGood〉
 なんでしょう?「耳が聴こえないからこそ良いものを!」って意図があったんでしょうか?
 そのシーン以上に明るすぎる、軽すぎるくらいの音楽を流していたように感じました。
 そして、音楽が爆発するシーン!!!あれはめっちゃ良かったです!!

 
 
 
★〈表現を変えたら…〉
 手話で話すシーンがありましたよね?ってかあるんです。
 西宮さんが手話をして、それを将也が台詞として説明(?)する。手話をしながら口でも言うことで伝わりやすくなるというのは知っています。しかし作品として少しもどかしく感じました。
 そこで、手話のシーンは字幕をつけたらどうでしょう?個人的にはそれが凄く良いなって思いました。
 ただ、字幕をつけるってことは“手話”を軽く否定することになるのかなぁ〜って。だって伝わらないから日本語表記するってことですもんね。

 
 
 
★〈主題歌が…〉
 今作の主題歌はaikoさんの「恋をしたのは」。もし好きな方がいたらごめんなさい。自分は嫌いでした。
 なんというか……高すぎる気がしました。それから「別に上手くないんじゃないの?」って。(あくまで個人の意見です。)

 声が高すぎたかなって。個人的にはもう少し落ち着いた感じの曲でエンディングを迎え、エンドロールを楽しみたかったです。
 も、もちろん映画館の機材が悪いって可能性もありますからね。
 
 そうですね〜…。ヒロインの声を努めた早見沙織さんに歌ってほしかったです。彼女、めっちゃ綺麗な歌声でしかも上手です!
 あとは個人的な好みですが、chellyや坂本真綾さんみたいな感じで静かな雰囲気が良かったです。



 
★〈実写化だけは……〉
 今作『聲の形』を実写版しようなんてクソみたいな考えをしている、クズみたいな方はいらっしゃいますかぁ?

 一旦頭を冷やしましょう。いや、一生冷たいままでもいいですよ。実際に実写化したらブチ切れますよ?全米が号泣しますよ?
 
 ね?もう分かってますよね?今の日本の若い役者さん(特に山崎賢人w)にこの演技は出来ないって。……あ、日本の役者さんは素晴らしいですよ。高校生役を演じるような俳優だけです。
 
 そうそう、もう一つ怒りを。映画が始まる前にあるPRが流れたんですよ。今作の舞台となった水門市のPR映像。市長が出てきてコメントをしたんですがこれが余計だった…。
 どうせ、今の聖地巡礼の流れに乗って稼ぐためでしょ?(狸親父が……ハァ…。)映画の前にやっちゃダメだよ。もちろん映画の後もね。

 
 
 
★〈本当に傑作でした〉
 本当に素晴らしい作品でした!もうそれしか言いようがないです。
 実は、原作漫画の第一巻を1/2ほど読んだんです。映画を観て久々に原作を全部読みたいって思いました。
 
 それからパンフレット。まずもって表紙の二人がめっちゃいい!久しぶりに対談からコメントまでパンフの隅々を「読みたい!」と思った作品でしたね。
 あ、来場者特典のオリジナル短編コミック。凄く暖かかったです。


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