『映画』や『アニメ』、『読書』や『旅行記』などの思い出を残すために、書き出したブログです。 私個人の目線で目線で書いているので、読みづらかったらごめんなさい!!読んでいただけると嬉しいです!!

【映画・アニメ】新海誠────美麗な映像と、淡い“距離”の物語

 



 新海誠監督の作品はとにかく『綺麗』そして『美しい』。
 絵も、アニメーションも、そして話もなにもかも。
 美麗な映像と、繊細な物語、淡い内容が本当に素晴らしいと思います。
作品まとめPV





 なんと言っても、美しい映像・背景は監督作品を語る上では外せないでしょう。
 私も、その綺麗さの虜です。物語を彩り飾る役目もあるのでしょうが、背景がリアルだから、その物語自体に現実感を感じてしまうように感じます。
 特に『言の葉の庭』の雨の描写は素晴らしいの1言に尽きます。

 

 



 淡く・切なく・哀しい物語は、主人公たちの感情が伝わってくるようで、見ているとギュッと胸を締め付けれたり、切なすぎて息苦しくなるほど。
 そして、その登場人物たちのモノローグで発せられる言葉がとても。




 監督のテーマは『距離』。
 心の距離、
 時間的な距離、
 物理的な距離、
 社会的な距離、
 想いの距離........………。

 この“距離”が監督の作品全てに込められています。物語の展開や登場人物たちの言動・心情等によって丁寧に描かれており、気がつくと「あぁ、距離の物語だ....」と分かります............そんな気がします。




 それから、主題歌、そして挿入歌が最高の素晴らしいです。
 特に主題歌は、“主題歌”と呼ぶにふさわしい、作品の1番のベストタイミングで挿入されます。
 物語に感動していたところに、作品の雰囲気にあった曲が挿入され、感極まってしまいます。
 監督自身、音楽を大切にされているそう。

 
 
 
 

 
 
作品リスト

 

 


 

 

 

彼女と彼女の猫


《概要》

 新海監督の自主制作の短編白黒アニメーションです。
 第12回CGアニメコンテストグランプリを受賞しています。
 この作品を原作としたオリジナルアニメが2017年に公開・放送されました。

 題名に付けられた英語副題は

Their standing points



 公式サイトはこちらです。



《本編》





《2017年版》


 『彼女と彼女の猫 -Everything Flows-』というタイトルで数話構成の短編アニメとして放送され、全話を繋げた長編としても公開されました。

 綺麗に、丁寧に物語を繋いでおり、オリジナルストーリーであっても新海監督の本来のメッセージをしっかり混ぜ込んでいると感じました。

PV

 

 

 

 

 


 

 

 

 

ほしのこえ


 《キャッチコピー》

私たちは、たぶん、宇宙と地上にひきさかれる恋人の、最初の世代だ。


題名に付けられた副題は

The voices of a distant star



公式サイトはこちらです。



《あらすじ》
 中学3年生の少女は国連宇宙軍のパイロットに選抜され、隊員の一人として宇宙の果てへと遠征に参加することに。
 地球に恋心を抱く少年を残して。
 2人は携帯メールで連絡を取り合う。
 しかし、彼女が地球から離れていくに連れメールの送受信にかかる時間は長くなっていく。

(25分)

 

《予告》




《一言》
 たった25分。
 でもギュッと胸を締め付けられて、切なすぎるほどにさせてくれる25分。

 広大な宇宙の果てと地球。空間的、時間的距離の離れた2人が唯一メールだけで繋がっているという細さのような、危うさのような部分がとても心を不安にさせました。

 

 

 

 

 


 

 

 

 

雲のむこう、約束の場所


 《キャッチコピー》

あの遠い日に僕たちは、かなえられない約束をした


題名に付けられた副題は

The place promised in our early days



公式サイトはこちらです。

 



《あらすじ》
 日本が大戦に敗れ南北に分割統治されている世界。
 共産国側に占領された北海道には謎の塔が建設された。

 青森に住む少年2人は、少女を自作の飛行機で“塔まで連れいてく”と約束した。

 しかし、大人へと時間が立つ間に少女は消え、いつしか3人は離れてしまう。 

 南北の緊張が高まる中、塔の謎、そして少女の行方が明らかになる。
 そして2人はあの塔へ彼女を連れて行くと決意し飛行機を飛ばす…。

(91分)

 
《予告》



《一言》
 現実から大きく逸脱したSF色の濃い作品。
 個人的には新海監督の作品の中で1番苦手な作品です。
 
 少年と少女の青春の幸せな普通の一時と、激しさを増す戦争。
 大人へと進むに連れて、自分のことで精一杯になっていく人々。
 それでも、徐々に再び繋がっていく3人の物語は大好き。

 ただ、難しい単語によって世界観を大きく広げすぎてしまった気がして残念。


 

 

 

 


 

 

 

 

秒速5センチメートル

《キャッチコピー》

どれほどの速さで生きれば、きみにまた会えるのか。


題名に付けられた副題は

a chain of short stories about their distance



公式サイトはこちらです。

 



《あらすじ》
桜花抄、コスモナウト、秒速5センチメートルの三部構成。

(63分) 

〔桜花抄〕
 「ねえ、秒速5センチなんだって。桜の花の落ちるスピード。秒速5センチメートル。」
 東京の小学校に通う少年と少女。病弱な少年と転校してきた少女は、互いを支えとするようになる。しかし、卒業時に少女が遠くに引っ越すことになる。
 文通を重ね、少年と少女は会う約束をする。

〔コスモナウト〕
 少年は青年になり、彼は種子島へ引っ越した。
 サーフィンが得意な女子高生は転校してきた青年に恋心を寄せる。
 なかなか気持ちを伝えられずに時間だけが流れていく。青年が東京の大学へと進路を決めたことを知った彼女は、気持ちを伝えようと決心する。

秒速5センチメートル
 時は流れ、大人になった青年。
 仕事も、恋人とも上手くいかず若き葛藤に悩む日々。
 そんな彼がずっと追いかけていたのは、あの少女だったのかもしれない。



《予告&主題歌》

予告

主題歌 
山崎まさよしOne more time, One more chance




《一言》
 一番大好きな作品です。
 淡くて、切ない物語が胸に刺さっってくるようでした。特に、「桜花抄」のあるシーンは時計や電子版といったアイテムを見事に用いて、“時間”を描いており、見ていて胸が裂けそうになりました。
 美しい映像と、余白と余韻をたっぷり含ませた物語が素晴らしいです。


 

 

 

 


 

 

 

 

星を追う子ども


《キャッチコピー》

それは、“さよなら”を言うための旅。


題名に付けられた副題は

Children who Chase Lost Voices from Deep Below



公式サイトはこちらです。

 



《あらすじ》
 山間の田舎に暮らす少女はある日、「アガルタ」から来たという少年に出会う。
 地底世界、そして黄泉の国として伝承された場所であると教えてくれた先生とともに、彼女はアガルタへと足を踏み出す。

(116分)

《予告》

予告




《一言》
 ファンタジー感のあふれる作品で、どこかジブリ作品を思わせられたのは残念でした。
 しかし、監督の描く「距離の物語」というテーマが根底にしっかりあるので、物語に哀しさや深みが生まれています。
 黄泉の国=アガルタでの触れ合いと、核となる部分のかなり強いメッセージ性がとても良かったです。


 

 

 

 


 

 

 

 

言の葉の庭


《キャッチコピー》

"愛"よりも昔、"孤悲(こい)"のものがたり。


英題は

The Garden of Words


公式サイトはこちらです。

 



《あらすじ》
 彼は、雨が降ると高校の授業をサボって都会の公園で午前中を過ごす。
 ある雨の日、彼は一人の女性に出逢う。
 この日から、雨の日にしか会えない2人の遣り取りがはじまる。

(46分)

《予告&イメージソング》

予告

イメージソング
秦基博『言ノ葉』




《一言》
 「雨」が本当に素晴らしい。
 深い緑と、降り落ちる雨の描写がとにかく美しい作品です。背景に見とれてしまうほぞ。
 序盤の「出逢い」、そして終盤が嬉しくて悲しくて。
 とても大好きです。


 

 

 

 


 

 

 

 

だれかのまなざし


《概要》

 野村不動産の依頼による短編アニメーションで、その後『言の葉の庭』と同時上映されました。


 公式サイトはこちらです。

 ここからは私の感想です。
 たった6分程度のアニメーションなのですが、物語が進むに連れて、心がとても温かくなって行くような気がしました。



《本編&主題歌》

本編

主題歌
和沙『それでいいよ』



 

 

 

 

 


 

 

 

 

クロスロード


《概要》

 Z会の依頼による短編アニメーション。
 キャッチコピーは『きみはこの世界の、はんぶん』


 公式サイトはこちらです。


 ここからは私の感想です。
 受験生・学生を応援するCMとしての短編ですが、この中にもしっかりと「距離」が混ぜ込まれているのが本当に素晴らしいと思いました。



《本編》

本編

 



 

 

 


 

 

 

 

君の名は。


《キャッチコピー》

まだ会ったことのない君を、探している。


題名に付けられた副題は

your name.



公式サイトはこちらです。

 



《あらすじ》
 千年ぶりに彗星が地球のそばを通り過ぎる時。

 田舎に住む少女と、東京にすむ少年。
 朝、2人は夢の中で入れ替わっていた。

(107分)


《予告&主題歌》

予告

主題歌
RADWIMPS前前前世

主題歌
RADWIMPSスパークル




《一言》
 これまで描いてきた「距離」が縦方向にも横方向にも広がり、より壮大になっていました。映画を最後まで観終わってようやく理解できる複雑な難しさがあったように感じました。

 映像は美しく、音楽も良かったものの、所々に不満が残った感は否めません。


 

 

 

 


 

 

 

 最後までご覧下さり、ありがとうございました。
 作品が追加されれば、是非記事の更新をしたいと思います。 

 
 
広告を非表示にする