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映画・アニメ・美術展などを中心に感想を書いています!

『映画』や『アニメ』、『読書』や『美術館』などの思い出を残すために始めたブログです。完全に個人用なので読みにくかったらスイマセン!

【展示会】Media Ambition Tokyo

 

 

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【 Media Ambition Tokyo 】
 
 『テクノロジーとアートと東京の未来』をテーマに、六本木ヒルズを中心に開催されているメディアアート博覧会。
 最先端の技術を駆使した“科学と理工学と芸術”を融合した様々な作品が展示されています。

 

目次

 



 
 展示ですが、『東京シティビュー』は展望台というだけあって、都心のビル群や東京タワーの眺めが綺麗。そして、背景や窓の向こうの風景までを作品にしちゃうのが凄いと思いました!


《──主な展示 & 感想──》

※作品説明は公式説明を一部引用
※複数会場に渡って開催されている博覧会ですが、自分が見た六本木ヒルズにある展示品のみ紹介します。

●作品名
━概要━━
━感想━━
各展示品の写真は以下のURLどちらかでどうぞ。アルバムにして、コメントをつけてまとめました。

goo.gl

 
 
 

●TOKYO LIGHT ODYSSEY : future by LEXUS
━概要━━
 東京を映し出す全天球型のモーショングラフィックス。球型のスクリーンに近未来的な映像や、万華鏡チックな映像が投影されました。コンセプトは『時間や空間が超越できるようになった28世紀絡みた東京』だそう。
━感想━━
 USJのバック・トゥ・ザ・フューチャーみたいな感じ。酔いそうになりました(笑) スクリーンが球形のため、映像に合わせて体を傾けているのが面白かったです(笑) 




●Today’s happy colors!
━概要━━
 平面から立体へ。静止物が解放されて飛び出す瞬間を造形した作品。
━感想━━
 物理的に、半ば強制的ではあるけれども、確かに立体として止まってました。「触れるな」って説明書きまで作品の一部になっているのが凄かったです。



●Versus
━概要━
 音の周波数を利用したインタレーション作品。向かい合う2つのキネティック・スカルプチャーです。
━感想━
 SF映画やゲームに登場しそうな形の物体が向かい合っているのは異様な光景(笑) 見てると、会話しているように思うのが不思議。


●Colloidal Display
━概要━━
 シャボン膜に映し出された蝶が超音波を投射する事で羽ばたく映像作品。
━感想━━
 この作品は窓際に展示してあって、シャボン膜がスクリーンになる事で背景の街並みと混ざるってアイデアが綺麗! 昼間は見にくいけど、夜になると蝶が綺麗に羽ばたきます!


●Levitrope
━概要━━
 磁気を利用した浮遊現象。背景の街並みを金属球の表面に投影しながら回る装置作品。
━感想━━
 これは本当に面白い浮遊現象でした!6個の球がゆっくり回転するだけなのですが、そこに背景の都会の風景が加わることで近未来的になってました! こちらは上記作品とは逆で、昼間の方が街の風景をはっきり反射します。



●幽体のささやき
━概要━━
 超指向性スピーカーを用いた空間音響技術で、物理的に存在しない気配感を創造する作品。
━感想━━
 確かにゾワゾワってする現象だけど、スピーカーからの音ってのが分かりやすかったのが残念。でも、周りでは音が全くしないのに、特定の場所だと大音量っていう超指向性スピーカーの体験は良かった。


●Leaked Light Field
━概要━━
 本来なら光を通さない素材物質に100μm程度の微小な穴開け、そこを通り抜ける光を用いた芸術作品。立体表現も可能。
━感想━━
 パッと見ただけでも、よく見ても穴なんて空いてない(当たり前笑)。でも、光を通すと模様が浮かび上がるっていうこの技術はカーテンとかにしたら面白そうです。


●silk print
━概要━━
 平面では蚕が糸を平面に吐く習性を応用し、3Dプリンターのように蚕自身に造形作品を製造させた作品。
━感想━━
 プラスチックやシリコン、金属とは違う、自然由来の蚕の糸だからか、暖かみを感じた気がします。どこか、障子や和紙アートを連想しました。やっぱり有機物っていいですね。


●Planck
━概要━━
 人の移動記録やデータ通信などの情報を視覚化して、地図上に落とし込み、スクリーン上に投影する映像作品。
━感想━━
 ビックデータを地図上に落とし込んだような作品で、ここ以外でも色々なメディアやウェブ上で閲覧できるのは気がしました。(要するに、わざわざ作品としなくても……)


●Think Evolution #1 : Kiku-ishi(Ammonite)
━概要━━
 タコとアンモナイトの融合。アンモナイトの殻をタコと出会わせる思考実験。
━感想━━
 これも異様な光景。面白いって思いましたが、「なんでわざわざこんな事を……」と思ったのも事実です。でも、自分を含めている誰もが少しはやってみたいと思いません?(笑)


●floatio
━概要━━
 モノを浮遊させる入出力装置作品。万有引力を象徴するリンゴ(型の発泡スチロール)を浮かせます。
━概要━━
 ただ浮かせるだけでなく、風向や風量を操って浮遊物を動かしてダンスさせたり、移動させたりと面白かったです。応用すればAmazonとかの物流倉庫で荷物移動とかできるのでは?


●toki- series_♯01
━概要━━
 動きを繋げて時間を実体化させたオブジェクトに、光のスリットを投影することにより、切り取られた時間を再生。“時間を具現化”した作品。
━感想━━
 感動しました!本当に綺麗。ただのグチャグチャなオブジェクトにが光を投影するだけで滑らかな人間の動作が現れるなんて!『時間を切り取り、再生して具現化する』の意味が分かりました!


●Android Experiments OBJECT Grand Prix
━概要━━
 Google主催のAndroid端末を使用した新デバイス公 募のグリンプリ作品展示。コンセプトは『未来をつくるのは、みんなのアイデア。』(下で詳しく)
━感想━━
 まず、未来を形にしたっていうのが凄いし、それぞ れがどれもスマートでクール。一部はデモ体験出来たのですが、未来を感じますね♪


 
 

《──Android Experiments OBJECT──》

 
Googleによるアイデア公募プロジェクト。Androidスマートフォンをより活用できるようなアイデアを公募し、4作品が優秀作品として選出され、そのデモデバイスが本展示会に展示されました。
展示されていたグランプリは以下4作品。感想も含めて紹介します。


『ELI / English Learning Intelligence』
━概要━━
 服の襟に取り付ける小型デバイスで、使用者の会話を全て記録&解析して、その人に最適なオリジナルの英会話レッスンを作成するデバイス。
━感想━━
 デモ体験出来たのですが、さらに発達すれば楽しく英語が学べるようになると思います。自分が日常会話でよく使う語句を中心に英会話レッスンを組み上げてくれるので、「どうして英語を学ぶのか」って意味を見失わずに英語学習が出来そうです。



『Chrocoscape─今じゃない、何かに出逢う─』
━概要━━
 円筒形の望遠鏡型デバイス。観光地などで起動して覗くと、ウェブ上にアップされた様々な写真を使用して、今いる場所の別の姿(別の季節等)を見られる。
━感想━━
 これは欲しいです!なんと言うか………“便利”に由るんじゃなくて、“楽しさ”を求めたデバイスです。いま自分自身がいる場所の別の姿(時間とか季節とか)はスマホで調べれば幾らでも見る事ができますが、望遠鏡形デバイスにした事で臨場感がグンとアップします。
 


『Magic Calendar』
━概要━━
 Googleカレンダーと連携し、データを紙製カレンダーと同じ様に表示するデバイス。
━感想━━
 本末転倒かもしれませんね……(笑) スマホアプリの利便性(=持ち運び、即書き込み、共有)と紙製カレンダーの利便性(=一覧性、大きさ)の合体なわけですから、使いやすいはずです!


『スマート・マタニティマーク』
━概要━━
 電車内、スマホばかり見ている事を逆手に取ったデバイス。電車に妊婦さんが乗ると、スマホのアプリを通して通知する事で、席を譲りやすくするデバイス。
━感想━━
 画期的ですよね。譲りたいけど譲れなかったりって心理も、妊婦さんがヘルプを求めてるって視覚的に分かれば譲りやすくなりますよね。アプリがリリースされた暁には、直ぐにインストールしますよ!




《総合感想》

近未来のデバイスや、最新技術を駆使した提案はやはり見ていて楽しいものです。「コレを使えばあんなことができるぞ!」って想像を膨らませられますし、全く知らなかった世界を知る事も出来ますからね。

 それはそれとして、今年中にGoogleの純粋端末であるPixelのモデル2が発売だそうです。カメラ性能の超高性能化やDaydreamの装備、GoogleAssistantの性能アップなど期待が高まります!