【京アニ原画】「私たちは、いま!!特別展」:キャラと作品を大切に想う気持ち伝わる原画。
サイトを移転しました。
約3秒後に自動的にリダイレクトします。
2019年9月25日訪問
第4回
京アニ&アニメーションDo ファン感謝イベント
私たちは、いま!!特別展
【一言】
京アニの美しい原画。
紙1枚、線1本にまで果てしない丁寧さが込められた、作品愛と空気感まで漂う綺麗な原画に「感動」の一言。
一体、どれほどの時間がかかるのか。
アニメーションって本当に凄い!
【Twitter140文字感想】
【「私たちは、今!!」特別展】
— ArA-1 (@1_ARA_1) 2019年9月25日
京アニ「生原画」約60点を展示。
@オリオン書房(@Orion_Norte)
《キャラと作品を大切に想う》
美しい原画を見て感じました。
吹奏楽部の弾ける青春の姿。
自動手記人形の礼儀正しい佇まい。
詩的な雰囲気や心情が真っ直ぐ伝わる1枚1枚に思いを馳せずにはいられない。 pic.twitter.com/qsBnA6FId7
展覧会の概要
京アニ&Doファン感謝イベントにて展示する原画などを、全国各地の京都アニメーショングッズ取扱店舗でもお楽しみいただけるミニイベントです。
お近くの方はぜひお越しください!
公式サイト
京アニ&Doファン感謝イベント2019年開催決定PV
※開催情報は各会場で異なります。
会場:オリオン書房ノルテ店
会期:2019年 9月20日~10月27日
料金:無料
公式サイト:こちら
展覧会の感想
京アニ作品の原画展。 見ることができてよかったです!
美しい線で描き出されるキャラクターの生き生きとした表情や佇まいがとても印象的で、綺麗で格好良くて輝いていて、素晴らしかったです!
7月の京アニ放火事件での焼失を免れた原画。
先日、『ヴァイオレット・エヴァーガーデン外伝』が「生きた証」として劇場公開されました。そのもっと中心に近い部分の1つを成すのがこの「原画」なのだろうな、と思います。
原画用紙に浮かぶキャラクターたちは表情豊かで、髪先やまつ毛の1本まで本当に丁寧に描かれていて、作品を、キャラクターを、計り知れないほど大切に思って描き作ってきたのかが伝わってきて感動しました。
事件は本当に衝撃でした。
亡くなられた方のご冥福をお祈りしますとともに、負傷された方の1日も早いご回復を願っております。そして、一ファンの微力ではありますが、京都アニメーション様が復興することをいつまでも応援したいと思います。
原画展の感想です。
本当に素晴らしかったです!
実は、京アニの原画展は2回目で、以前は『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』の原画展を見に行きました。
今回の原画展に出品されていた原画も何枚かありましたが、合わせて楽しんでいただけると嬉しいです!
原画の溢れ出る美しさに感動です!
吹奏楽部の少女たちの瞳は青春のキラキラで溢れていて、手に持つ金管楽器の光沢が彩色せずとも伝わる輝かしさ。登場人物同士の関係性がふんわり漂うような優しさが丁寧に表現されていて、印象的でした。
そして、手紙代筆屋・自動手記人形の少女の繊細な描写と装飾に息を呑みました。気品と礼儀を携えた佇まいがとても目に映えました。
作品の「空気」とでもいうべき雰囲気のようなものが、彩色のなされていない原画からすでに伝わってきて、その微妙で絶妙ななんとも言えぬ心地よさ・素晴らしさを感じました。
今回の展示は「生原画」です。
一体、これを描くのにどれほどの時間がかかるのだろうと、描く方々に思いを馳せずにはいられません。
キャラクターを浮かび上がらせる線の一本一本がとにかく美しくて綺麗で、その細やかな仕事と熱量と愛情には感服です。
そして、この原画を基に何千枚の動画が描かれていいくわけで、「アニメーションって凄いな」と改めて実感せずにはいられませんでした。
「複製原画」の展示はよくありますが、「生原画」が展示されて、しかもこの距離で写真撮影OKというのは本当に稀有なことだと思います。
この貴重な機会があることに感謝しなければなりませんし、とにかく嬉しいの気持ちで一杯です!
詩的な表情や立ち姿が美しいです!
彩色も音も効果もついていない、純粋な原画だからこそ、より細かいところまで見ることができるのかもしれません。
『響け!』の黄前久美子や高坂麗奈は自身の感情を思いっきり表情に表します。その叫び声や涙の描写には圧倒されるし、とにかく力強くて弾きれんばかりの青春の感情が詰まっていました。
一方で、鎧塚みぞれ。
彼女は一見すると無表情に見えますが、『リズと青い鳥』の原画をみるとかなり表情豊かです。なんだか、その微妙な変化が分かる気がして、なんだかとっても嬉しかったです!
京アニの「女の子」って可愛い!
線の原画になってもそれは変わりません。
艶々な髪の毛の質感とか、整った眉毛、頬の色付き、そして柔らかそうな顔や身体のフォルム、そういう幾つもの《女の子らしさ》が丁寧に描かれているからこそ、その「可愛い」が伝わるのだろうな、と思います。
そして【瞳】です。
「作品」において私が最も大好きなところ。
『響け!』も『ヴァイオレット~』も、登場する女の子の瞳がとにかくキラキラ。丸い虹彩はもちろん、光の反射や踊る姿までを丸々で描きこまれています。彼女たちの輝くような可愛さ・美しさは、この瞳の強さが大きいのだと感じました!
また、【光の反射】が凄い!
『響け!』に登場するトランペット等の金管楽器の反射。金メッキの色に加えて、様々な色が脳内で弾けるようなのが本当に印象的でした。
また、『ヴァイオレット~』のキーアイテムである青緑色の宝石が放つ抜群の透明感や、彼女の義手が返す金属的な灰色の輝きまで。
アニメ制作の撮影工程等で光の反射などを仕上げるのかと思いきや、原画の段階で細かな指定とともに描かれているのに驚きです。
ヴァイオレットの髪の毛。
個人的に特筆したいのです!
美しく編み込まれた金糸の髪の毛のその丁寧さが半端ではありません。ただでさえ線の多い原画の、線の多い髪の毛で、線の多い編み込みをここまで丁寧に描くことが驚きであり、感動です。
いつまでも見ていられる、そんな奥深い美しさがありました!
原画の全体の感想はこんなところです。
『Free!』や『ツルネ』など男性主役の作品。
前者は私自身が未視聴ということもあり難しいですが、シュッとした線で淡白に描かれる男性キャラが多い印象を受けました。
キリッとした目がとても格好いいし、いい感じにハネている髪の毛がまた格好いいんです!
原画展示の紹介
展示されていた約60点の原画の紹介です!
できるだけ綺麗に映るように撮影しました!
また、原画のままでは薄すぎて見ずらいものに関しては若干、色味等を加工しています。この点は仕方ないのでご了承ください......。
なお、展示は写真撮影OKでした!
響け!ユーフォニアム
京都は北宇治高校の吹奏楽部が全国コンクールを目指して頑張る青春グラフィティにして熱量豊富な部活アニメ!
主人公たちの頑張りも当然大好きでしたし、アニメーションも綺麗で丁寧。中でも個人的には「音」が素晴らしかったです。
というのも、音楽には素人の私でも、吹奏楽部が段々と上達していくのが「音」の変化でわかるように演出・演奏されていたし、最後に完成した演奏を聴いた時は鳥肌が立ちました。高坂麗奈のソロ・オーディションとかも音色の違いが明らかでした。
『響け!ユーフォニアム』 PV
展示の原画
リズと青い鳥
『響け!ユーフォニアム』のスピンオフ。
先輩に当たる鎧塚みぞれと傘木希美のお話です。
この作品は「心情」を描く表現がどこまでも美しくて綺麗で感動しました。言葉を用いることなく、視線や髪の毛の揺れ、背景や立ち位置などから描き出す見事としか言いようのない詩的な表現が素晴らしかったです。
#映画の印象的なハグ
— ArA-1 (@1_ARA_1) 2019年9月7日
『 #リズと青い鳥 』('18)
[監督]山田尚子 [脚本]吉田玲子
「──大好きの、ハグ」
距離感や間合い、手の添え方、台詞と音楽、立ち位置、視線や髪の揺れ。
画面に映る/映“さない”全てが彼女たちの激しく湧き上がる静謐で繊細な感情や心情を描き出す、とても印象的な作品です! pic.twitter.com/HsVCK6of9y
『リズと青い鳥』ロングPV
展示の原画
ヴァイオレット・エヴァーガーデン
感情を失った少女が、手紙の代筆業を通して人々の気持ちを知り、「アイシテイル」の意味を探す物語。
とにかく美しい物語と、とにかく美しい映像に心を奪われました。「感情」という目に見えない曖昧なものを「手紙」で描く作品は、真っ直ぐにキャラクターの心が伝わってきて、涙がでてきました。
先日(2019年9月)に公開された劇場版外伝の感想です↓
『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』PV
展示の原画
Free!-Dive to the Future-
水泳のアニメです。
ごめんなさい、観ていません。
気がついたらめっちゃシリーズが増えていて、手を出す暇なく現在に至ります。しかし、TVや映画館で宣伝や予告を見ると、とにかく透明感が綺麗な水の描写に驚きます。観ておけばよかったと、心底後悔しています......。
「Free!-Dive to the Future-」PV
展示の原画
ツルネ ―風舞高校弓道部―
風舞高校の弓道部が主役。
様々な人間関係の悩みを抱える少年たちが真っ直ぐに弓を引く姿がとにかく印象的でした。タイトルにもなっている「弦音」がパーーンと綺麗に鳴るのが大好きだったし、とても格好良かったです!
弓道用語とかも丁寧に扱われていて、とても良くできた差アニメでした!
『ツルネ ―風舞高校弓道部―』PV
展示の原画
展示内容の紹介は以上です!
今回の展示とは直接関係ないですが、会場となったオリオン書房ノルテ展にはこのような立ちパネルもありました!
京アニの劇場作品が複数公開される2019年~2020年を記念したもので、監督をはじめスタッフさん方のコメントが寄せ書きされており、涙がでる思いでした......。
最後まで読んでくださり、
本当にありがとうございました!!