『映画』や『アニメ』、『読書』や『旅行記』などの思い出を残すために、書き出したブログです。 私個人の目線で目線で書いているので、読みづらかったらごめんなさい!!読んでいただけると嬉しいです!!

【映画】パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊

※ネタバレなし。
※画像は予告映像のキャプチャです。

2017年7月2日
パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊
(原題 Pirates of the Caribbean: Dead men tell no tales )

 

【評価:3.5/5.0】

 


【一言】

キャプテン・スパロウが帰ってきた!
これまでを踏襲した台詞,小物,人物,映像等が最高!
一方で、物語内容&展開はやや残念。
それでも、『パイレーツ・オブ・カリビアン』を観た満足感!

 


 

 目次

 


 

【STORY】

 無一文で酒に酔ったジャックは、牢獄の中である青年から驚きの情報を聞く。それは、蘇った海の死神、サラザールが復讐をする為に探しているというものだった。

 ジャックの死を求めるサラザールに対抗し、倒す為にジャックは再び海に船を浮かべる───

 
予告動画

 

 

 


 

 

【作品メモ】

監督:ヨアヒム・ローニング
製作:ジェリー・ブラッカイマー
キャスト:ジョニー・デップ,ハビエル・バルデム and more.
上映時間:129分
日本公開:2017年7月1日
配給:ウォルト・ディズニー・スタジオ
公式サイト


 

 


 

 

【感想】

※ネタバレなしです。ただし、予告編の内容については触れています。

 

〈感想外観〉

 映画作品としての『パイレーツ・オブ・カリビアン』を観られてワクワクしました! またジャックを筆頭とする愉快で個性的なキャラクターに会えたし、海賊が生きる16世紀の世界観を堪能できる映像を見れて本当に楽しかったです!

 

 

 

 ジャックたちが生きる海賊の世界、海の世界。伝説と神話、呪いと迷信が支配する世界。謎と不思議に満ちた世界をもう一度体感できて、とても嬉しかったです! いやぁ、もう、最高の世界です!

 

 

 

 そして、音楽! 『パイレーツ・オブ・カリビアン』のテーマ曲である「HE's A PIRATES」を始めとする音楽たち。これを聴くだけで気分は盛り上がり、期待と胸は高鳴り、意識はカリブ海へ───
DisneyMusicVEVO『HE's A PIRATES』

 

 


 物語としては、まず今までのシリーズをきちんと踏襲しているのが良いです。作品の良し悪しは別として、『呪われた海賊』〜『生命の泉』までの展開や結末をしっかりと繋げています。登場する人物や小物、台詞の一言などなど。
 そして、上にも挙げましたが、映像と音楽で気分は最高潮!

 

 

 

 総合的には最高の映画でしたが、物語の展開や内容は残念だと感じました。本作を構成する一つ一つの物語や場面は素晴らしいのですが、全体を貫くストーリーと、構成要素が集まった時にマイナス方向へ働いちゃったかな〜って。
 この部分については、ネタバレにもなるので、あまり詳しくは書きません(一番最後、ネタバレの注意書きをした上で語りたいと想います。)

 

 

 

 これだけは言わせてください。今回、原題も邦題も失敗です。原題の『Dead men tell no tales(=死人に口なし)』、邦題の『最高の海賊』ともにあまり作品を表せてないです。
 でも、珍しく宣伝の仕方は良かったです!

 

 

 それでも、楽しくて豪華な作品でした!!

 

 

 

 

〈最高の仲間たち!〉

 『パイレーツ・オブ・カリビアン』の魅力の1つは何と言っても、個性的な登場人物達です。そして、それは今作でも同じです。
 そして、彼らに会えるのは本当に楽しいです!

 

 

 

 挙動不審の愉快な海賊、ジャック・スパロウ。今まで同様に色々と観客を楽しませてくれます。彼は、バカみたいな事をしている一方で、しっかりと進路を見据え、仲間や敵(?)からの圧倒的な信頼を得ているのが魅力なのかなぁ〜と。
 そして予告編でもチラッと移りますが、若い頃のジャックが描かれます。このシーン、好きでした!

 

 

 

 今作の敵、サラザール。海の死神と呼ばれる彼はジャックへの復讐を果たそうとするわけです。映画本編を観て「なるほどなぁ〜」と。色々な意味で納得が行きました。
 ただ、顔があまり好きじゃない………(笑)過去作で敵であった「バルボッサ」は白髭が好き。「デイヴィ・ジョーンズ」はあの食種の髭など海洋生物でできた風貌が好き。「ベケット卿」は綺麗な正装が好き。 でも、今回のサラザールの顔って腫れ上がったみたいに膨れてて大きいし、服装等も分かりにくいし。

 

 

 

 その他、キャラクターはいつと通りの魅力を出してくれています。名前を上げたりすると、どこまでがネタバレなのか線引きが分かりにくい……(@@;)

 

 

 でも、海賊って仲間を大切にするし、1つの宝を皆んなで探すし、掟や言い伝えを守るし、本当に素晴らしいなぁ〜って。 
 問題なのはやっている行為なわけで、それだって海を支配してた英国や貿易会社にも悪の一端はあるわけでしょうし。

 

 

 

 

〈最高の世界観!〉

 やっぱり、この時代のこの世界観は大好きです! 
技術が発達し、各地で貿易が盛んになり、近代化の歩みがゆっくりと迫り、世界中を冒険できる時代。一方で海賊が勃興し、数多くの伝説や迷信が信じられていた時代。ワクワクしてきます!

 

 

 世界観の中でも街並みや小道具など、時代を映す設定が大好きです。「The カリブ海」みたいな様式の建物が建ち並び、暑い太陽と熱帯の植物、海…………最高じゃないですか!

 


 「機械」が入り込んでない、木と鉄と布の世界ってなんだかワクワクします。特に海賊たちの衣服は最高です。布で織られ、革で補強され、金属の金具が使われて。よく分からない飾りがついているあのファッションが本当に好きです!

 

 

 

 そして、もう一つの世界観。伝説や迷信が蔓延る海の世界。これまでに、呪われたアステカの金貨、幽霊船、伝説の海賊船、名高い船長ら、生命の泉、世界の果て、人魚やクラーケン…………etc. と数々の伝説が描かれてきた作品シリーズ。
 オカルト好きな自分にとってはこれだけで楽しいです。「もうこれ以上ないんじゃない?」ってくらいに今まで詰め込んできましたが、今作でも相変わらずです。

 

 

 冒険するにふさわしい、見事で最高の世界です!

 

 

 

 

 

〈最高の音楽!〉

 音楽が凄いなんて、分かりきっている事じゃないですか。もう5作目なんだから。でも、やっぱり凄いです……。 聴くだけで胸が高鳴り、興奮が湧き上がってきて、期待が膨らむ。こんな素晴らしい音楽はなかなかないですよ。

DisneyMusicVEVO『Beyond My Beloved Horizon』

 

 1つは6年ぶりだということ。要するに、飢えてました(笑)この興奮を忘れかけていたのかも。
 もう1つは映画館だということ。大音量でこの音楽が流れれば、そりゃ興奮せずにはいられないですよ。

 マジで最高です。
DisneyMusicVEVO『My Name Is Barbossa』

 

 

 

 

〈最高のシリーズ作!〉

 シリーズ作品としてとても完成されているなぁ〜と。というのも、1作目『呪われた海賊たち』から前作『生命の泉』までの内容や結末などをしっかりと踏襲しています。

 

 

 

 これは詳しく書くと完璧にネタバレなので、詳しくは書きません。でも、今までの話があって、今回の作品があるというのが良いです。

 

 

 ……………急にタイムスリップして時系列めちゃくちゃにして無かったことにしたり、過去作の収拾をつけられないくらいに世界を広げたりする作品がある中で、ここまで作数重ねてもブレないのは素晴らしいです。

 

 

 

 

〈ちょっとイマイチな内容!〉

 残念ながら、物語はイマイチな部分が多かったです。でもこれは全体像を見たときに感じるのであって、各々の場面は良いんですよね。(まぁ、シリーズ1〜3作目が名作過ぎるって事もありますが)

 

 

 一つ一つの場面やエピソードは面白いし、世界観も良いんです。でも、それが全部集まって1つの物語となるときにマイナスになってしまっているように感じます。
 というかそもそも、コンセプト的な、物語の流れを決める中心柱の話しが少し微妙って感じもします。無理がある話しというか、苦し紛れというか。

 

 

 ネタバレになるとはいえ、なかなか具体例を挙げられないと伝えにくいです。

 

 

 ただ、何度も言うように個々の場目は最高でした! ここではネタバレになるので感想は書きませんが、下の“ネタバレゾーン”で沢山書きます!

 

 

 

 

〈最低なタイトル!〉

 これも内容に関わるので、詳しくは言えませんがタイトルが失敗だったかなと。
 一応、英題『Dead men tell no tales』については作品内でタイトル回収されるのですが、邦題『の最後の海賊』はゴミ。意味をなさない副題です。

 

 

 どうせなら作中に出てくる「○○○○○の○」をそのまま副題にするとか、「○の○」とかにすればいいのに。

 

 

 でも、宣伝の仕方は良かったです。どう良かったのかはネタバレなのでNGですが。

 

 

 

 

 

 


 

【 ネタバレあり感想 】

100%ネタバレです。まだ観ていない方は、ご注意ください。

 


 

 

 

 【ネタバレあり感想】

 

 

 

〈各場面ごとの感想①〉

 パズルのピース一つ一つは本当に面白かったです! 驚かされたし、笑わされたし、楽しませて貰いましたよ!

 

 


 まずは冒頭の場面。いやぁ〜驚きましたよ。まさかあの少年が潜るとは。本当に驚きました。
 潜水するという事は予想できましたが、それでも石を重しに躊躇少なくダイブ。更に驚きなのは沈んだ先───まさかのフライング・ダッチマン号!!! 息子の来訪に気がついたターナーは船を水面へ。この水飛沫を飛ばして揚がるシーンが格好良すぎる!!!

 

 

 

 時代と場所は変わって、町が栄えるカリブの島。誇らしげに扉を開けた金庫の中には………スパロウ! 海賊が銀行強盗に鞍替えです。想像はしていたけど…………本当に建物ごと引きずるなんて(笑)しかもちゃんとコントロール出来てるから凄い(笑)海賊時代劇コメディがここまで面白いとは(笑)

 

 

 

 少し時間は進み、逮捕されたジャックは処刑場所へ。そこで出逢うのはポール・マッカートニー扮するジャックの叔父さん。
 で、処刑台。このシーンは面白かったというか、凄かったです。ギロチン台を前にビビるジャック(笑)そして、助けに来たギブス君たちの姿を見たときは嬉しかったです!
 にしても、一番ハラハラした場面かもしれません。ギロチンの刃を見事に、効果的に使用して恐怖の場面を作り上げていました。

 

 

 

 

 

〈各場面ごとの感想②〉

 面白い、良い場面って以上であげたのが主かなぁ〜って思います。
 あとは、どちらかと言うと内容を負いながらの感想ですかね。

 

 

 処刑から逃げ切り、船を出したジャックたち。カリーナから情報を聞き出す際に用いた手口がジャックらしい(笑)……確か、前にも似たようなことをしてませんでしたっけ?

 

 

 時間は進み、サラザールが追ってくる場面。ジャック、ヘンリー、カリーナの3人がボートで流される所にサラザールが襲ってきます。
 この場面の腐った鮫が本当に怖いです。デカイし、勢いもあるし、なによりビジュアル的にいい感じです♪

 

 

 

 飛ばして、ポセイドンの槍を発見後、海上へと戻るシーン。バルボッサが機転を利かして差し下ろた救いの手は錨。頭いいなぁ〜と思いながら、ギリギリの救出劇に見入りました。
 どこか、『蜘蛛の糸』を連想しました。

 

 

 

 一気に飛ばして、最後の場面。呪いが解け、家族のもとへと帰ってきたターナー。エリザベスと再開し、The END。

 

 

 

 

 

〈全体&ラスト場面感想〉

 ラスト場面とは、星図の指す島にたどり着き、「ポセイドンの槍」を見つけたあたりの場面です。
 全体感想ということですが、最初の方で挙げたイマイチという部分も含めて書きます。

 

 

 まず、海が割れる演出。これは良かったです。しかし、そこから海底に滑り落ちるまでがね…………明らかに傷だらけになるはずなのに、無傷っていうのは気になりました。



 次に、「ポセイドンの槍」………ダサいです。そもそもポセイドンが持っているのは『三叉の矛』だったような。今作のも三叉ではありましたが、イメージとかけ離れすぎていて。
 それから、場所の名前に違和感を覚えました。『ポセイドンの墓』って………既にポセイドンは死んだような言い方ですが、死んだんでしたっけ? 神話には詳しくないのですが、『ポセイドンの神殿』とかの方が良かったような。




 で、ポセイドンの槍って万能なんですか?(笑)初めは『何か1つ願いを叶えられる願望具』的な位置づけだと思ってました。その後、「海を支配できる」という台詞から『確かにポセイドンは海の王だし』と納得してました。



 しかし、ポセイドンの槍を壊して解けるのは全ての呪いなのですかね? だってカリーナが「ポセイドンの槍は全ての呪いの元凶なんだわ」のような台詞を言い、実際に①サラザールの呪い、②ダッチマン号の呪いの2つが同時に解けたわけです。

 となると、全く関係ない2つの呪いが解けたなら全ての呪いに効くと考えるのが普通です。ならば、もはや海に伝説など生まれないのでは………。

 

 

 

 

 

 

〈キャラクターについて〉

 キャラクター、良いですね。何人かを取り上げて、感想をチョロっと書いておきます。


 まずはジャック・スパロウ
 今回一番残念で、腹がたったのはコンパスを手放したシーン。あの場面を描く必要があったのか。いくらジャックでも亡き船長から貰った遺品を酒のために手放すんでしょうか?
 彼の過去、若い頃を描いたシーンがとても良かったです。ジャックを飾り、代名詞ともなってきた数々の装飾──帽子、髪飾り、そしてコンパスの由来が知れて良かったです。

 

 

 

 サラザール
 悪い奴かと思っていたら、まさかの人間で、しかもスペイン国家に使える船乗りだったとは。海賊刈りという意味での「海の死神」なのかもしれません。

 

 

 

 バルボッサ。
 相変わらず趣味が悪いですね(笑)金ピカの船に乗り、王様気取り。冷酷というよりはワガママで自分の手下を殺すのには腹が立ちました。 常に自分だけの利益を求めて立場を変える考え方は嫌いじゃないんですが、海賊としての信念がね………。
 でも、ラスト場面はなんですか? まさか自己犠牲を払ってまで娘を守るとは。

 

 

 

 ヘンリーとカリーナ。
 今までの登場人物の子どもたちが、こうして出逢うというのはなかなかに運命を感じますね。
 天文学者を登場させるのは今までと少し違う流れで良かったです。でも、バルボッサも言っていましたが海賊ら船乗りは文字は読めなくても、星は読めるんですよね。

 

 

 


 

 

 

 以上で、感想は終わりです。
 そういえば、最初に挙げた副題の案ですが分かりました?(笑)
 


 「○○○○○の○」は「ポセイドンの槍」
 「○の○」は「魔の海」
 そのまんまです(笑)

 あ、宣伝の仕方が良かったですね。『ポセイドンの槍』や『魔の三角域』、『ターナーの息子』など情報を世に広め内容にしたところは好感が持てました。