【アニメ映画】『このすば!紅伝説』:抱腹絶倒の爆笑必須な最高のギャグ異世界アニメ降臨!
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※ネタバレなし。
※画像は予告映像のキャプチャです。
2019年8月30日鑑賞
この素晴らしい世界に祝福を!紅伝説
【評価:4.3/5.0】
【一言】
今回はめぐみん&ゆんゆんのヒロイン回!
ギャグが詰まった笑いっぱなしの90分!
相変わらずキャラはエロく可愛くてクズい!
TV版から何倍にも増したギャグが最高に爆笑!
【Twitter140文字感想】
【映画 #このすば 紅伝説】
— ArA-1 (@1_ARA_1) 2019年8月30日
「紅魔の里」へ里帰り!
シリアスをギャグで潰すこのアニメ!
吐く台詞、成す行動の全てに爆笑!
カズマのクズっぷりに拍手喝采!
ヒロインは〝めぐみん&ゆんゆん〟!
爆笑魔法ブチかます爽快感と、天然ドジぼっちの可哀相さを手玉に取って、友情と感動を掴み取る物語! pic.twitter.com/CA7DEJo2yw
【目次】
STORY&STAFF
ある日、駆け込んできた紅魔族の少女・ゆんゆんの爆弾発言にカズマたちは凍りつく。
「私、カズマさんの子供が欲しい!」
事情を聞けば、めぐみんとゆんゆんの生まれ故郷「紅魔の里」が、
滅亡の危機に瀕しているという。
里を救うために旅立ったゆんゆんを追いかけて、紅魔の里へ向かうカズマたちだが――!?カズマたちパーティを襲う最大の危機!
平凡な冒険者カズマが過ごす、異世界ライフの未来はどっち!?
映画公式サイト
予告動画
監督:金崎貴臣
原作:暁なつめ
脚本:上江洲誠
制作: J.C.STAFF
音楽:甲田雅人
キャスト:福島潤, 雨宮天, 高橋李依 and more.
上映時間:90分
日本公開:2019年8月30日
配給:角川映画
公式サイト
映画の感想
感想外観
正直今回は乗り気ではありませんでした。
OVA的な位置づけなのでレンタルや配信でも十分だし、予告編を見るとシリアスな雰囲気が漂ってくるので、少し気後れ気味。
しかし、実際に観に行ったら最高じゃないですか!
シリアスな雰囲気をギャグで吹き飛ばすのが『このすば!』であるということをすっかり忘れていましたよ!
「この素晴らしい世界に祝福を!」~冒険者カズマの奇跡~
とにかく最高に面白かったです!
開幕早々、開口一番に「私、カズマさんの子供が欲しい」とか!
本編はギャグに次ぐギャグ。
TVシリーズに劣らぬ、それ以上にギャグを凝縮した90分でずっと笑いっぱなし! 劇場内は皆んなファンだから一緒にゲラゲラ笑いました!
キャラの魅力(もしくはクズさ)は劇場版でも通常運営!
ゆんゆんの巨乳は揺れ、カズマは果てしないクズで、駄女神は使い物にならず、めぐみんは破壊に徹して!
あのパーティーと作品に登場するキャラはまともな人物がいないけど、それぞれの強烈な個性を生かしたボケとツッコミのローテーションが華麗すぎます!
物語は重量級で感動系。
でもそのシリアス感はギャグが完璧に庇い、バランスの良い作品に!
中でも
「めぐみん」と「ゆんゆん」はヒロイン!
今回の主役はこの2人で、彼女たちの友情物語が展開───されるとかされないとか。でも、内容はとっても良かったです!
劇場版向きだったかもしれませんね!
特に、「爆裂魔法〈エクスプロージョン〉」が。
劇場内を揺らすほどの爆音と振動が伝わります。
それもそのはず、音響監督は『ガルパン』で自走臼砲を、『幼女戦記』で列車砲をブチかまして鼓膜を破壊した「岩浪美和」さんです!
この素晴らしいギャグに拍手を!
冗談抜きで、ずっと笑っていました。
顔から笑みが抜けることがないし、その隙を与えぬほどの間隔で次から次へとギャグをブチ込んでくるので、本当に大変(笑)
TVシリーズでも相当笑った私です。
でも、それを軽々と声、映画90分が全てギャグと言っても過言ではない、(というかアイツらは何でもギャグにするwww)そんな劇場版でした。TVシリーズの数倍も面白いし、それを期待して観て全く問題ないと思います!
何が面白いか───はネタバレ。
そもそも、ギャグを解説することほど無粋なことはないです。
でも、1つ紹介するなら冒頭。
映画の始まりは、ゆんゆんのこの言葉。
「カズマさんの子供が欲しい!」
この言葉だけで劇場を笑わせることが出来るんだから、本当に凄い!
本編に登場するギャグは全部大好きだし、書き出したいし、誰かと一緒に笑い合いたいけどここでは我慢! ぜひ、本編をご覧になって面白さを確かめて爆笑してきてください! TVシリーズを軽々と超えるクオリティでした!
カズマに対する罵詈雑言は天井しらず、エロもクズも全てをギュギュと詰め込んだ90分で、もはや「感無量」の域に到達ですよ(笑)
あと、映画館だから良かったです!
劇場内にいるのは皆んなファンの方々。
皆んなで一緒に笑うし、私も隣の席の人も肩を震わせて笑い、声を上げて笑うから本当に楽しいです!
原作知っている方が「ここからヤバいぞww」と呟くのが聞こえました。普段の映画なら怒り心頭でブチ切れるんですが、この映画を観ていると寛容になってしまいますwww
この素晴らしい仲間に喝采を!
キャラの魅力(もしくはクズさ)は劇場版でも通常運営!
ゆんゆんの巨乳は揺れ、カズマは果てしないクズで、駄女神は使い物にならず、めぐみんは破壊に徹して!
あのパーティーと作品に登場するキャラはまともな人物がいないけど、それぞれの強烈な個性を生かしたボケとツッコミのローテーションが華麗すぎます!
キャラクター人気投票 エントリーPV
やっぱりカズマは面白い!
本人曰く「モテ期」が到来したものの、本編内での扱いは普段通り。というかそれ以下になっていた気もします(笑)
「カスマ」に「クズマ」に「ゲスマ」と散々に罵られ、手首が折れるほど華麗な掌返しをし、パーティー仲間からは信頼度ゼロという堂々たる経歴の持ち主。
騒動を引っ張ってきてハプニングを呼び込む彼は何をしても面白いし、彼が叫んで暴れるだけで笑えるからもう最高!
他のパーティー・メンバーや登場人物も絶好調!
爆裂魔法を愛する“めぐみん”は撃って倒れて使用不可、変態騎士“ダクネス”は(自身の快楽の為に)果敢に敵陣へと切込み、役立たずの駄女神“アクア”は泣きじゃくるばかり(笑)
めぐみんのライバル“ゆんゆん”はあの巨大な胸をこれでもかと揺らして魅惑的だし、故郷の紅魔族は「我が名は!」と中二病全開の愉快な奴ら!
さらに言えば、敵となる魔王軍や幹部まで超面白い!
全てのキャラクターが「笑い」を演出するために特別な訓練を受けているし、特徴的な性格付けをされているし、それでいて時折優しい表情を見せるから反則級に魅力的で好きになれるんです!
この素晴らしいヒロインに拍手を!
本作の主人公は「めぐみん」と「ゆんゆん」です!
まぁ、彼女たちの故郷への里帰りなので当然といえば当然ですが、それでも色々な意味で良い物語だったので、拍手を送りたいです!
可愛かったし、エロかったし、感動ものでしたね───!
まずは、可愛さ。
めぐみんは「爆裂魔法LOVE」がとっても可愛い!
なかなか言葉には出来ないですが、観ていた同士なら分かってくれるはず! 全身全霊でたった一発の“ネタ魔法”を放つ彼女の、純粋な探求心をめぐるセリフや表情は本当に可愛いです!
それから、ゆんゆん!
彼女は、
相変わらずの「ぼっち」設定?がいい味出しています(笑) 天然キャラのドジっ子行動も可愛いし、頬を赤らめたり泣いたりと表情が豊かですよね!
「この素晴らしい世界に祝福を!2」次回予告 第4話
それから、エロさ。
今回の「めぐみん」は一味違うんです!
とある展開でカズマと同じ布団で寝ることに。
カズマが肉欲と性欲と葛藤しながら手を出すか出さぬか悩む中で、めぐみんの言葉が惹かれるほどドキッとしました。
「本当に何もしてくれないのですか? せっかく2人きりなのに」
いやいやいやいや。
めぐみんはこんなセリフを放つキャラでしたっけ!? もう可愛すぎてエロすぎて魅力的すぎて最高でした!!!!
そして、2人が描く「感動物語」
感動……というかなんというか。まぁ、「いいお話」であることに変わりはないし、私自身は少しウルッときてしまいました。
2人の友情もそうだし、ゆんゆんの事を大切に想うめぐみんの気持ちもそうだし、ゆんゆんのめぐみん愛もそうだし。
なによりも、カズマたちの事を「大切な仲間」といっためぐみんの言葉がとっても胸にグッときました。
ラストとか、本当に凄く良かったです───!!
この素晴らしい劇場版のオススメを!
本作は劇場版向きだと思いました。
その重要な要素は「爆裂魔法」の存在です!
あの爆裂魔法を劇場の音響で聴ける嬉しさよ!
だって、めぐみん(CV.高橋李依)の堂々と声高らかな「エクスプロージョン!!!」という叫び声とともに、画面に特殊効果が重ねられ、ピカッと光ったかと思うと、ドーーーンと爆発が発生。
映画館で見ると、爆音が耳をつんざくほどの大きさで伝わり、低音がまるで爆発の衝撃はのように伝わってきます。
それもそのはず、音響監督はあの「岩浪美和」さん。数々の有名アニメの音響を手掛けられている方ですが、『劇場版ガルパン』の自走臼砲の大爆音を演出し、『劇場版 幼女戦記』でも列車砲の迫撃と圧巻の銃撃戦を映画館で演出した方ですから!
ということで、
『このすば!』の映画の感想でした!
正直、ギャグアニメだから詳しい感想は書けないし、「楽しかった」と「面白かった」しか書けないのが現実でしょうか。
でも、物語はしっかりしているし、TVシリーズを軽々と超える面白さです!
シリアス展開とか感動系が苦手な方も心配なさらず!
クズマが全て笑いで暗い気持ちも空気も吹き飛ばしてくれます!(笑)
ぜひ、劇場で、もしくはレンタルでも配信でも、観て欲しいとオススメできる作品でした!
そういえば、制作会社がTVシリーズの「スタジオディーン」から「J.C.STAFF」に変こぅになったんですよ。
基本的に制作陣やスタッフは変わっていないので気のせいだとは思うのですが、若干キャラデザや作画が違ったような。
───でもこの作品って作画崩壊が通常運営というか、溶けるように不規則な表情が定番なので、よくわからない……(笑)
それから、TVシリーズの次回予告が最高に面白いし、「ゆんゆん」の手紙内容が最高に可哀相...(笑) 今回の内容ともマッチしているので、ぜひ!
「この素晴らしい世界に祝福を!2」次回予告 第6話
「この素晴らしい世界に祝福を!2」次回予告 第7話
「この素晴らしい世界に祝福を!2」次回予告 第8話
「この素晴らしい世界に祝福を!2」次回予告 第9話
「この素晴らしい世界に祝福を!2」次回予告 第10話
以降、映画本編のネタバレあり
映画の感想
※ネタバレあり
この素晴らしい前半に爆笑を!
上の感想で書いたように最初は不安と期待が入り混じった心持ちで席に座っていた私ですが、映画が開始したと同時にその不安は吹き飛びました!
最初は「マグロ捕獲クエスト」で失敗ですか。
酒場での
「馬鹿な魔法使いが地形ごと爆発させた」的なヒソヒソ話が最高に面白かったですw 回想を見れば、ダクネスはマグロに食われ、めぐみんが爆裂魔法を繰り出してと無能パーティーじゃないですかwww
で、ゆんゆん登場!
「子供が欲しい」と衝撃発言からカズマの性欲暴走まで、さらにはそれがフィクションだったところまで、展開が流れるように鮮やかでした(笑)
なんやかんやで、紅魔の里へ。
めぐみんは、口では嫌がっていても、身体は正直な天然さんなんですね!
テレポート先で、また爆笑!
まさかオークの群衆に当たるとは(笑)
しかもただのオークじゃないから最高ですwww
まさかの「メス」だけで、メスの強靭な性欲でオスはすぐに干からびるとか怖すぎww そもそもヴィジュアルがヤバいってww
それに、「男しか襲わない」と判明した時のダクネスの気絶するほどのショックとか、襲われるカズマの悲惨な状況とか、腹を抱えて笑いましたwww
この素晴らしい郷里に笑覧を!
そして、
魔王軍が襲来する「紅魔の里」へ!
危機的状況かと思いきや、まさかの紅魔族めっちゃ強い!
もはや遊んでいるとしか思えないほど、圧倒的な火力で魔王軍を蹴散らし、「観光名所にしよう」とか言い出すしまつ(笑)
めぐみんの実家へ。
この家もキャラが濃い両親でしたね……。
まず、お出迎えしてくれた妹「こめっこ」がキュート!
そして、両親へのご挨拶。婚約相手と間違われるカズマに、貧乏ゆえに苦労多い両親との攻防戦が最強に面白いwww 手土産のお饅頭ひとつで態度が急変するとか(笑)
カズマが立て込んでいる間、背景でこめっこと遊ぶダクネスやアクアがまた可愛らしくて大好きでした!
夜、めぐみん母の策略で寝室に2人きり。
布団の周りをぐるぐると回るカズマの思考が完全に犯罪者のそれで爆笑しかないです。段々とハードルが下がっていくのが上手いなぁ~。
で、布団の中で“仕方なく”添い寝。
驚くめぐみんながら、
「何もしてくれないのですか?」というセリフにはドキッとしました。残念ながら罠でしたけどね……。
翌日、
めぐみんに連れられ里巡り。
出会う村人が「我が名は!」と名乗ったり、めぐみんとゆんゆんの制服姿や友達と会えたりと、なかなか楽しめました!
この素晴らしい中盤に大笑を!
魔王軍の幹部・シルビアが襲来!
ダクネスが一人で立ち向かっているのが偉いと思いきや、案の定、性癖が露呈ですか(笑) ってかあえて攻撃を外すとか、天才ですか。
しかも、カズマも自分の手柄をあることないこと誇張しながら誇り、挙句の果てに「ミツルギ」を名乗るとか、クズにもほどがあるwww
クズマを見るパーティーメンバーの表情が、ゴミを見るような冷たい表情でした……。
めぐみんとの一夜、2日目。
今夜は始めからお布団INでスタート(笑)
寒いからと手を撫で回すカズマの作画が恐ろしく良く出来ていて凄かったです。
そして、カズマに“お礼”を言うめぐみんが感動。
「拾ってくれて、背負ってくれて、パーティーに残してくれてありがとう」
こんなに素直な気持ちを話してくれたら、それは感動してしまいますよ。本当に、いい娘に育ちましたね……。
いい感じの雰囲気も、魔王軍幹部シルビアの襲来で断絶。
最初は怒るカズマが少し格好良かったけど、シルビアの巨乳にうつつを抜かすかのように掌返しで、さすが「クズマ」です。しかもシルビアが半女半男というオチつき(笑)
この素晴らしい終盤に感動を!
そしていよいよ終盤!
シルビアに連れ去られたカズマが「謎の施設」で紅魔族の魔力を封じる秘密兵器を探すことに。この雑な展開が『このすば!』らしくて最高でした(笑)
謎施設へ潜入。
コマンド入力を難なくこなし解錠するカズマさんさすがっす! その後に躊躇なく閉じ込めるカズマさんもさすがっす!
パーティーメンバーとの状況報告の会話の最中も、シルビアが必至で泣き叫んで、全部字幕で表記されるのが新しくて騒がしくて最高でした(笑)
で、シルビアが
「魔術殺しの兵器」を獲得。
大暴れして里はほぼ全滅───起死回生の一手に出る!
こめっこを救うため一人で駆けつけるダクネスの「それが騎士の使命だ」というセリフは本当に格好良かった! 変態クルセイダーでも見直しそうになりました!
「魔術師殺し」を止めるヒントを求め遺跡へ。
誰も読めぬ日本語で書かれた石碑に全ての答えが───“あのジジイ”www
機動要塞「デストロイヤー」を作ったあの研究者ジジイが、まさかの主犯だったとはww その時点で爆笑は頂点に達しているのに、畳み掛けるように紅魔族のヒミツが日記風に書かれていて、腹筋は無事に死亡。
ジジイ作のレールガンで戦う!
レールガンの良いところをこめっこが美味しいとこ取りし、死んだシルビアは三途の川で過去の幹部と合流w
復活したシルビアを、まるで『プリキュア』のように里に皆んなの魔力を集めて“ゆんゆん”と“めぐみん”がカズマを犠牲にしながら倒し、格好良く「The END」!
そして、
物語のラストが本当に素晴らしかった。
自身の不甲斐なさを感じて「爆裂魔法からの引退」を決め、「使える魔法使い」になることを決心しためぐみん。
爆裂魔法だけを信じ、爆裂魔法を極めることだけを目指してきた彼女。ゆんゆんとの絆も爆裂魔法が結んだもの。そんな彼女が諦めると発言をし、本当に寂しく悲しい気持ちになりました。
でも、そこはリーダーのカズマ。
スキルポイントをこっそりと爆裂魔法に振り、「今日の爆裂魔法が見たい」と言うのはなんて格好いいんでしょう!!!
120%の素晴らしい爆裂魔法でした!
ということで、映画の感想はこんな感じです!
やっぱり、ギャグアニメは実際に見ないとその魅力はなかなか伝わりませんね!
断言できるのは、
・最高に面白くて絶対に爆笑
・TVシリーズの数倍上をいく面白さ
というところ!
そして、今回もちゃんと来場者特典をゲットです!
書き下ろしの短編小説ですね。
それから、あまりにも面白かったので、映画の原作にあたる『このすば』の第5巻を購入しました! 畳み掛けるギャグを、ぜひもう一度文字でしっかりと読みたかったので!
最後まで読んでくださり、
本当にありがとうございました!!