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『映画』や『アニメ』、『読書』や『美術館』などの思い出を残すために始めたブログです。完全に個人用なので読みにくかったらスイマセン!

【映画】ピクセル

 

 

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2015年9月13日
【評価:2.9/5.0】
 
【一言】
平面のレトロゲームを見事に3次元に!
これ、実際にあったら楽しいだろうな〜 :-)
でも、内容は“GAME OVER”。
 
 
『ゲームクリアか、全滅か。』
(原題:Pixels)

 

 

目次

 

 

 

【STORY】

1982年代NASAは宇宙に向けて当時流行したゲームなどの映像を発信した。
 しかし、それを見た地球外生命体はそのメッセージを宣戦布告として受け取ってしまう。

 地球外生命体はゲームを元に兵器を開発し地球へと侵攻してきた。空軍基地を襲った彼らは当時のゲームが3ライフだったことから3回勝負で挑んできた。
 全てをブロックにする敵に対して地球が頼ったのは82年代当時のオタクゲーマー。
 果たして地球の運命は?
 

 

【詳細】

監督:クリス・コロンバス
制作:1492 Pictures
上映時間:105分
日本公開:2015年9月12日
出演:アダム・サンドラー, ケヴィン・ジェームズ, ミシェル・モナハンand more.

 
 
 
 

【感想】


 誰もが知っているような名作のレトロゲームのキャラクターが宇宙から地球を侵略?
まず、何が凄いかって言ったら会社も製作者も全く違うゲームたちを1つの映画に収めたというところを賞賛すべきだと思います!
 そして平面のレトロゲームたちを現実世界に表すにあたって見事に3次元化していたのが素晴らしかったです。特に「センチピード」とのバトルは3Dにしたことでより複雑で難しくなっていました。
 
 ゲーム1つ1つの特性?を上手く活かした戦いや侵略で観ていて楽しかったです。
 「テトリス」のシーンなどがまさにそうでしたね。
 事前に「ピクセル」に登場するゲームをスマホにインストールしてプレイしていたのですがそのおかけがかなり楽しめましたよ!
 ただ、想像していたものと所々ズレていて、そのズレが今回の評価につながったんでしょうね…。 

 今回も日本の悪徳広報にやられました…。
 それから、3D吹替で観たのですが、やっぱりゴミですね。
 そしてこの映画は2010年のショートムービーを長編化したものなんです!



 
 

 別々のゲームのキャラクターたちが1つの作品に集まる。これはゲームに限ったことではないでしょうかがこういう作品を作ってくれると嬉しいですよね!
 以前にディズニーがゲームの悪役を集めた映画「シュガー・ラッシュ」を公開しましたよね。今回の「ピクセル」はゲームという点だけで見れば圧倒的に面白いです。(総合的には…ねぇ。)
 各キャラクターの特徴を活かした映像や戦いとなっていたので面白かったです。
 「テトリス」は列が揃ったらブロックが消えていくゲームですよ。それがビルをフィールドとして行うから列が揃うたびにビルがどんどんと下から消えて縮んで言っちゃうんです。良い使い方をしますよね。



 

 平面を上手く3次元に起こすとともに8ビットのキャラクターたちがとても綺麗に描かれていました。
 オリジナルの2次元版ではフィールドは上下左右。しかし3次元ではそれに奥行きが加わります。それによってより複雑な動きになるんです。
 それがよく分かったのが「センチピード」と戦った時です。動き回るムカデのようなキャラを倒すゲームなのですが上下左右+前後にも動くので下から見上げた構図(フィールドは空中だったので。)が綺麗でした。
 また、予告動画でも分かるように各キャラクターを構成している立方体がキラキラと光っていましたよね。赤や黄色、オレンジに緑など色々なキャラがまるで宝石を纏っているかのように綺麗なんです。




 

 けれども、もっと大作かと思っていたらどちらかというとB級に近いような印象を持ちました。人気ゲームを使っているからかろうじてここまで来たのかな?と。(まあ、そこが唯一の押しどころですかね?)
 いや、コメディに近いんですかね?
 世界を救うオゲームオタクはアメリカのコメディによくあるバカというか、ハチャメチャな3人+1人組。
 この世界的な脅威に立ち向かうというのになんですか?あの大統領は?グダグダ過ぎます。勘弁さてくださいよ…
 ゲームキャラとの戦いなどが少なすぎます!前半はほとんど(それこそ)コメディに近いグダグダの人間関係のお話。中〜終盤でやっとの登場ですからね!
 そうですね。コメディで、アクションでもなくフワフワとした感じだったのが良くなかったんですかね?




 今回も日本の悪徳広報に騙されました!だって予告と本編の内容が全く違うんですから。これはずる過ぎますよ。
 それから、学んだはずなんですがね…。日本の吹き替えは基本的に“ゴミ”だってことを。
 主人公の吹き替えが柳沢慎吾ですよ?声が特徴的すぎて映画に集中できませんでした。
みなさん、くれぐれもお気をつけください。