『映画』や『アニメ』、『読書』や『旅行記』などの思い出を残すために、書き出したブログです。 私個人の目線で目線で書いているので、読みづらかったらごめんなさい!!読んでいただけると嬉しいです!!

【映画】ラ・ラ・ランド

※ネタバレあり

2017年5月2日

【評価:4.4/5.0】

【一言】
ビビッドな音楽と、ビビッドな色が素敵だった!
ただ、“物語”に重点を置きすぎたかも……。

 

ラ・ラ・ランド
(原題:La La Land)

 

目次

 

 


 


【STORY】


 女優を夢見てLAに出てきたミア。
 ジャズを愛し、自分の店を持つことが夢のセブ。
 
 レストランで偶然出逢った所から、2人の幕が上がる。

 


 

【詳細】


監督:デミアン・チャゼル
キャスト:ライアン・ゴズリングエマ・ストーン
音楽:ジャスティン・ハーウィッツ
上映時間:128分
日本公開:2017年2月23日
配給:GAGA/ポニーキャニオン






【感想】

 

〈感想外観〉


 もう、最初からワクワク,ウキウキ,ノリノリ♪
 音楽がとっても鮮やかで、色がとっても鮮やかで、踊りがとっても鮮やかでした。
 目からも耳からも豊彩が伝わってきます!
 春夏秋冬の四季を描いたのも良かったです。色々な服装が見れましたから。



 前半はとにかくダンスに次ぐダンスのミュージカル♫
 フリーウェイ、シェアハウス、パーティー、帰り道、……。
 それも曲調とか描き方とかがもちろん違って、楽しかったです。キレッキレの踊り、縦横無尽なカメラワーク、彩り豊かな服や小物。ミュージックビデオみたいに格好良くて楽しかったです!



 演技とジャズ、夢追う2人のストーリーが展開する中盤。『映画の撮影シーンに通りかかる場面』と『夕食を抜け出して映画館に行く場面』が好きでした。



 後盤バンドの成功とオーディションの失敗から生じた確執。自宅に帰ったミアをクラクションで迎えに行くのが良かった。

 そして終盤。2人が別々の道を歩んだという残念感、セブが店を開いた喜びが同時に。ミアが大女優になったのは少し残念。
 お店『SEB's』で2人がまた出会う演出良かったなぁ。その後の「別ルートの走馬灯」は必要なかったかも。



 映像が観ていて楽しくなるようなものばかりでした。カメラワークとか演出とかが。

 一番好きな場面は冒頭、フリーウェイでのダンスシーンからタイトル表示まで。「これで終わりでいいんじゃね?」って思うほどに完璧だったと思います。



 エマ・ストーン主演の映画を観るのはこれが初めてかもしれません。メインヒロインをたくさん演じる美女女優とは違う魅力がありました。



 監督は前作『セッション』で大成功。前作はドラムの話、今作はジャズです。
 「どちらが面白かった?」と聞かれたら、自分なら迷わずに「セッション」と答えますね。

 

 

 

〈ミュージカル!〉


 とにかく全てが鮮やかで綺麗でした!
 楽しかったし、足でリズムを刻みたくなったほど。映画館じゃなかったら一曲終わった事に拍手してたと思います。
 (ミュージカル映画はあまり見ませんが)現代のミュージカルって印象でした。いつもミュージカル映画を見ると「外には音が溢れているんだよなぁ〜」って思わせられます。



 ダンス。
 車の上に乗ったり、ジャンプしたり水に飛び込んだり。クラッシックなダンスをしたり、タップダンスをしてみたり。
 皆が合わせて踊ったのは冒頭とラストくらいで、あとは(良い意味で)ゴチャゴチャだった気がします。個人的に後者のほうが色々な部分に視点を変えて楽しめるから好きです。



 音楽。
 ミュージカルシーンの音楽は正直に言ってあまり濃く記憶に残っていなくて、なんとなくしか。ダンス見るのに集中しちゃったので。
 でも、音楽もポップなものからジャズ系、アカペラや口笛、ソロまで色々でしたね。
 ミアとセブが出逢った時のピアノは印象深いです。でも、それ以外にひとつ「主題歌」的な記憶と印象に残る歌が欲しかったです。

 

 

 

〈前半〉


 「あぁ、ミュージカルだ!」って感じのノリノリで明るくてポップな映画の雰囲気でした。



 2人の出逢いは既に渋滞の時から始まっていたんですね。『ミアの視点』と『サブの視点』で出逢いまでを描いたのが個人的にすごく良かったです。

 フリーウェイでミアが電話していた内容が実はオーディションの台本だったのにはちょっと驚きでした。

 そして、セブとミアの偶然で運命的な(?)出逢い。フリーウェイ、レストラン、パーティーと行く先々で会うっていうのが王道っぽくて良かったです。
 

 

 


〈中盤〉


 ミアの働くカフェから出て、『映画の撮影シーンに通りかかる場面』とその後の場面が良かったです。正直、特に理由があるわけではないんですが、なぜか「いいなぁ〜」って思ったんです。



 それから『夕食を抜け出して映画館に行く場面』。恋人の兄弟との話で必死に愛想笑いを振りまくミアの耳に“あの音楽”が聴こえてきて、そこで店を飛び出した彼女の顔が楽しそうで、誇らしげで好きです。
 それにしても、サブは映画館の外で待たずに、中に入っちゃうんですね(笑)


 そして天文台へ。プラネタリウムの投影機が灯いて、星空でのロマンティックなダンス。羨ましいですねぇ〜(笑)


 

 

 

 

〈後半〜終盤〉


 ミアはオーディションに落ちて、サブはバンドが大成功。これが原因でケンカしてミアが実家に帰るわけですが、サブが迎えに行って、クラクションで呼ぶって言うのが良かったですねぇ〜。(それにしても図書館だけでどう探したんだ??)

 終盤、二人は別れてしまうけれども、夢は叶えました。
 サブが自分の理想の店を持てたのは嬉しかったです。楽しそうだったし、似合ってました!



 ただ、ミアが大女優になったのは少し残念。なんて言うか……もっと庶民派的な女優ってイメージだったので。しかも、結婚相手もセレブですし。



 でも、コーヒーショップで映画最初のシーンと被せたりしたのは良かった!
 あとは、自身の主演映画公開日に渋滞を抜けてセブの店によったのも良かったです。


 最後、セブの店『SEB's』にて。“偶然の出会い”は2人にとって象徴的というか、二人らしいです。セブが最後に引いた曲がアレだったのも良かった!

 

 

 

 

〈脚本〉


 上述した最後のセブの店での出会い。…………『別ルートの走馬灯』はいらなかったと思います。2人が別れずに幸せに店を開き、女優として活躍しているという未来が描かれたわけですが、必要でした?

 あのシーンを挿入するなら『ミアが自身の望んだ未来を映画の脚本として書いた』とかの方が良かったのかなぁ〜って。

ラストシーン動画



 
 監督は前作『セッション』で大成功したわけで、比べてしまいます。個人的に面白い方を選ぶとしたら『セッション』です。
 『セッション』の方は純粋に音楽を追求する姿が描かれていて面白かったし、作品として濃かったです。
 でも、『ラ・ラ・ランド』は前半こそ最高のミュージカルだったものの、それ以降は悪い言い方をして「単なる、悩める俳優志望と音楽人間のヒューマンドラマ」になっちゃっていたんですよね……。

『セッション』の感想です。



 いっそのこと、『実は全部ミアの脚本なのでした!』ってオチとかの方が良かったかもしれないです。

 


〈映像〉


 映像は綺麗でしたねぇ〜。
 何と言ってもダンスシーンが印象的でした。

 カットなしの長回し映像で撮ったり、クルクルと目が回りそうな程にカメラを回転させたり。




 面白かったのはスローモーションのシーン。あれはコンピュータで処理したんじゃなくて、実際にゆっくり動いていますよね?このシーンが面白かったし、よく考えたと思いました。段々と速くなった。して、難しいでしょうね。


 天文台での二人のダンスシーン。星空の空間へ昇っていく二人は明らかにワイヤーか合成。でも、そのぎこちなさが良かったです。ミュージカルだから舞台感が出たのかもしれません。




 それから、演奏しているセブや、歌っているミアにライトを当てて、周囲を暗く落とすという場面。まさに舞台の御芝居みたいな演出でした。画面のあちこちがカラフルに彩られているから、逆にキャラだけにするととても集中できました。

 

 

 

 

〈好きな場面!〉


 好きな場面は何と言っても冒頭の『フリーウェイ・ミュージカル』。このシーンと、その終わりに映画タイトルが現れた時点で「あ、もうエンディングでいいんじゃない?」って思ったほど完成されたワンシーンだったと思います。



 まず、渋滞で止まっている車から色々なジャンルの音楽、ラジオが流れてきたのが好きでした。
 て、ダンス。車から降りて歌い出し、周りもそれに合わせて踊りだす。カラフルな服と車が鮮やかでした〜。
 最後は車の屋根に登って踊っていましたが、ズラ〜〜っと並んだ遠方の車の上でもちゃんと踊っていたのが凄かったです。

 

 

 

 

〈キャスト〉


 エマ・ストーンライアン・ゴズリングもほとんど知りませんでした。名前こそ知っていたものの、出演している作品はほとんど見ていません。


 エマ・ストーンは『アメイジングスパイダーマン』で観ましたが雰囲気が全然違いました。もちろん、断然今作のほうが好きです。



 それか、ゴズリングの方はエマ・ストーンとの共演『L.A.ギャングストーリー』を見たものの、その映画自体ほとんど記憶に残っていないんですよ……^^;(スイマセン!)



 そして、J.K.シモンズ。『セッション』では鬼教師として怪演を見せてくれましたが、今作では優しい店主さん。差がありすぎて笑っちゃいました(笑)







 

<パロディ動画>

 最後に、パロディ動画を紹介して終わります。『ラ・ラ・ランド』を観た人ならシーンは分かるし、アカデミー賞での事件を知っていれば楽しめるはずです。


ラ・ラ・ランド』オープニングシーン・パロディ
ゴールデングローブ賞より)





ラ・ラ・ランド』面接シーン・パロディ


 

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